子どもの数 | 悠釣亭のつぶやき

子どもの数

2022年の子どもの数は、41年連続の減少となり、過去最少を更新した
という事だそうです。。
5日の「こどもの日」を前に、総務省が発表した推計によると、国内の
4月1日時点の15歳未満の子どもの数は、男の子が751万人、
女の子が715万人の1,465万人で、2021年より、およそ25万人
の減少となっている。
総人口に占める子どもの割合は、1950年には35%を超えていたが、
2022年は11.77%にまで落ち込んだ。

ま、そうでしょうね、というのが率直な感想。
適齢期女性の数が減り、結婚する人の数が減り、産む子供の数が減って
るんだから、子どもの数が減るのは当然の結果ですわな。

2016年に書いた下記1個目の記事に、出生数が100万人を切ったと
書いたが、それが2019年時点で87万人だったし、最新データでは
2021年は84万人となっているな。





政府は様々な少子化対策を取っているというが、まったく歯止めが
掛かっていないという事は、その対策が有効ではないという事だって
ことに気づくべきなんじゃないの。

貧困はもちろん一つの原因だろうし、子育て支援というおカネの手当ても
必要なんだろう。
だけど、真因はそれだけじゃないよな。

昔は「貧乏人の子沢山」って時代もあったわけで、おカネだけの問題で
ないのは確かだ。
下記2個目の記事に色々と原因らしきものも書いたが、それらに対する
対策をほとんどやってないからね。


人口減少→移民を増やせ って短絡する人が居るけど、
ま、日本の人口はどれくらいが妥当かなんて議論もしないんだから、
多ければ多いほど良いって考えなんだろうか。
それならそれで良いが、そのための対策はまったく貧困で、実質的に
減るに任せてるってだけだな。

なるべくしてなった少子化だが、無作為にこのまま行けば、高齢者は
減らない(医療が進歩して、なかなか死なない。これはこれで喜ぶべき
なのかも知れんが)、出生数は減る一方で、無為な、望まない、人口減少
へとまっしぐらに進んで行くな。

なぜ子供が減ってゆくのか、根本原因を探る努力なしに、対策が出来る
わけも無い。
結婚しない人、子どもを産まない人が、なぜこれほどに増えたのかに
頭が行ってないとしか言いようがない。


Ref. 
少子高齢化の急加速
https://ameblo.jp/yct/entry-12232339344.html
人口減少へ
https://ameblo.jp/yct/entry-12280938831.html>