晩秋の花 | 悠釣亭のつぶやき

晩秋の花

晩秋は花の少ない季節であるが、年々温かくなってるから、晩夏や
初秋の花までもがいつまでも残るようになったな。
北関東では、平年で11月中には霜が降り始めるから、10月一杯で
冬越しの支度を終わった。
すると、中に入れた植物で季節を勘違いするのも出る。
何とも季節感がスッキリしないんだけどね。


これって、夏の花でしょ。
夏の遅くまで咲いてたから、頑張るねぇとは思ってた。
中に入れたら、蕾らしきものがたくさん出来始めた。
そうこうしているうちに、花までついた。
それほど大きな花ではないけど、もう冬なんだから、咲かなくって
良いというのに。





これは、枯れても良いから外で冬越しする。
葉も赤茶けてきて、紅葉?
恐らく一霜で葉が溶けてしまうんだろうけど、結構強い花だから、
根がしぶとく生き残るんじゃないかと踏んでいる。




これなら秋らしくて良い。
ご近所の壁にそって植えられた小菊の植え込み。
土は僅かなんだが、果敢にたくさんの花をつける。




菊の仲間は多彩だ。
丈夫だし、大した世話も不要。
ま、3段仕立てや品評会向けは手間をかけなきゃ作れんけど。
ホームセンターには多様な菊が売られていた。




温暖化ってこんな所にも影響を与えるんだなぁ。
普通なら、厳しい冬を越して、日が少しずつ伸び始める2月末から
3月始めに芽吹き、3月下旬頃までが花の季節なのになぁ。
今頃から芽吹いて、厳冬を過ごせるのかしらね。
ダメでも球根は残ると思うが…どうなる事やら。





この季節は秋になったり冬になったりと、一番中途半端な気温
だから、植物達も戸惑うのか?
秋の花は暖かい室内に入れると季節が逆戻りしてしまうようだ。
一方で、冬咲きの山茶花、椿、皇帝ダリアなどが蕾を大きくし始めた。
季節は確実に進んでいる。