中国の行方 | 悠釣亭のつぶやき

中国の行方

中国と日本の関係は今後どうなって行くんでしょうねぇ。
日本国民の一人として、良い関係を保ちたいと思う
気持ちは強いのだが、こちらがその気でも、中国側に
してみれば、あの大戦で勝利するまでの屈辱は絶対に
忘れない。いつか征服するまではこの恨みは消えない
って事なんでしょうかねぇ。
どうも、そうとしか思えない事象が事あるごとに見えるんで、
ついつい、こっちも身構えてしまうんですなぁ。



その根源には、中国共産党による1党独裁体制がある。
中国共産党の歴史は血塗られた物であった。
革命時には70万人という処刑が行われ、数100万人を
投獄したと言われる。
体制批判に対する過酷な対応は百花斉放運動時代に
50万人の投獄者を出した。
また、チベットの武力併合時には数10万人の虐殺を
行っている。
文化大革命時代の犠牲者は正確に把握出来ていない
ようだが、数100万人がリンチ死したと言われる。
最後が天安門事件で、これなぞは明確な反政府運動
とはとても言いがたいが、民衆を戦車と銃で蹂躙し、
数10万人(政府発表は桁違いに少なく数100人)を
殺している。
国家には共産党があるのみで、国民は被支配階級
と言う事なのである。
党は人民の為にあるとは一体どういう意味なのか?
党の言う事をきく限りにおいて、殺す事はないという
意味にしか受け取れない。


経済開放によって、国家経済はそれこそ革命的に変化
した。今やGDP世界第二の大国になったのである。
しかし、内部を見て見ると、飯を食うのが精一杯の国民が
大多数を占めるのが現実である(平均しても一人当たり
GDPが日本の10分の1で、比較的裕福なのが沿海の
都市部のみと言う事からしても想像できる)。
また、行政の管理が杜撰で、汚職が横行していることも
大きな問題になっている。
国家建設の頃の経済失策によって数1000万人もの
餓死者を出した頃とは比較にはならぬが、今も都市部と
農村部の格差は非常に大きいものがある。
逆に言えば、農村部がチャンと食えるためには、膨大な
資源、食料、エネルギーが必要となってくると言う事で、
これこそが中国の頭痛の種っちゅうか、対外膨張政策の
根源であると思われる。


中国の軍が毎年二桁成長の予算で以って勢力を拡大
している事が周辺国の懸念になっている。
一朝事ある時は過去一貫して、対内部、対外部を問わず、
武力で対応すると言う施策を取ろうとしている訳で、軍の
増強は中国にとって当然の処置のように見える。
万一、国内暴動となれば、これを制圧出来るのは軍隊
のみである。
共産党発足以来、そのために、軍は国民のための物
でなく、中国共産党の物なのである。
時折、中国の国家崩壊の事が取り沙汰されるが、そんな
訳であるから、アラブの春のような国民の暴動による崩壊
なぞは有り得ない。国民が居なくなっても、党と軍は残る
のである。
崩壊があるとすれば、軍によるクーデターであろうが、
これだけ優遇されてきた軍が党に歯向かうか?



とまれ、中国が国家としてこれだけ纏まった形を持った
のは4000年の歴史始まって以来のことである。
国家の安定のために、敵を外部に求める政策は過去の
歴史に多いが、国家内部の経営に目を向け、対外的に
もう少し温和な政策が取れるなら、中国は大変尊敬
される国になれる可能性はあると思う。
しかし、建国以来の行動を見る限り、それは叶わないし、
むしろ、抑圧によってのみ統制が取れているところが
ある以上、今のような摩擦を生む国家であり続けるで
あろうし、また、それが緩和することもなかろう。
突き詰めれば、内部を豊かにするためには、外から
力ずくででも掠めてこないと成立しないという矛盾を
抱えている国家と言うことなのである。


そういう目で見るとき、下記の、過去に書いたいくつかの
記事の底を流れる伏流水が見えてくるような気がする

のである。



過去の中国関係記事は下記


中国を嫌いになるいくつかの理由;
http://ameblo.jp/yct/entry-10338022710.html
中国の覇権主義;
http://ameblo.jp/yct/entry-10340548049.html
中国の人権無視;
http://ameblo.jp/yct/entry-10343241889.html

中国における公害
http://ameblo.jp/yct/entry-10347238333.html
中国を好きになれない理由(その他);
http://ameblo.jp/yct/entry-10349097874.html
中国の領土的野心;
http://ameblo.jp/yct/entry-10653265777.html
中国の野心=生きる戦い?;
http://ameblo.jp/yct/entry-10668186403.html
中国の反日デモ;
http://ameblo.jp/yct/entry-10687029014.html