長期不況の兆し。
ここ数ヶ月、特にここ数日の株価の暴落は来るべき長期不況の序章と
見える。
今回はアメリカ発の激震であるが、アメリカ経済は世界経済と根深く
連結しており、経済の停滞は徐々に世界に広がってゆくと思われる。
まったく詐欺としか言いようが無いサブプライムローンの当然の破綻。
(所得の低い人に高利で貸した金がすんなり戻って来るはずがないじゃ
ないか!それを分からないように証券化して売るって、あきれてものが
言えない。おまけに格付け会社までが加担している。)
世界中に販売された証券により連鎖的に拡大する金融システムの崩壊。
GDPの10%もの膨大な額になる低所得者向け住宅ローン債権は巧みに
証券化され全世界にばら撒かれた。ハイリターンに誘われた金融機関が
軒並みこの罠にはまった。これらの40~50%は焦付いてしまうという。
この巨大な損失は回復するのに、軽く10年は掛かってしまうのではないか?
この間に破綻する、あるいは業績が大きく低迷する金融機関は米国に
止どまらず、当然ながら全世界に及ぶ。
もともと米国は貿易赤字の拡大による経常赤字を国債を発行して金を集め、
まかなってきた。
往時は日本が、最近は中国がこれらの国債を主として引き受けてきた訳
である。国債残高は今も日本が一番保有している。
借金をしながら浪費する米国に主として日本や中国が金を工面してきた。
その金は中国や日本をはじめ、世界中から製品を買うための金だから、
貸さない訳には行かないのである。
ところが今度はその浪費家が突然のデッカイ負債を抱え込んでしまった。
勢い浪費は控えざるを得ず、結果として、中国や日本の製品を買うのを
控えざるを得なくなって来た訳である。
そうするとどうなるかは自明であろう。
日本経済はどうなるんだろう?
直接的にサブプライムローン証券を購入した国内金融機関の業績は低迷
せざるを得ない。当然優良企業以外への貸し出しが大きく制限されるだろう。
弱小企業の資金繰りが危うくなる場面が想像される。
日本の輸出総額の20%超がアメリカ向けである。
北米を主たる輸出先にしている日本企業は真っ先にその影響を受け、収益が
悪化するだろう。
そういう企業に部品や材料を供給している企業に連鎖的に波及してゆき、
業績低下は全国的に広がってゆかざるを得ない。
第二の輸出先である中国も基本的には日本と同様な状態だから、「アメリカが
ダメなら中国へ」と言うわけにも行かないのである。中国自体が「アメリカが
ダメなら日本へ」と考えているくらいである。
なら、内需拡大だっってアンタ、食料・エネルギーの高騰、雇用の流動化の
時代に高額商品を買う気になります?
悲観的なことはいくらでも思いつくが、良くなることは無いのかなぁ?
世界的供給過剰は昨今のインフレ傾向を沈静化する働きがあるのではない
かなぁ?
いや待てよ、デフレで経済停滞したら、スタグフレーションか?
今回の経済停滞から抜け出すのに普通にいったら10年は掛かるんじゃない
かなぁと思う。日本のバブルですら回復に10年以上掛かった。
新しい大統領がどのくらいの決意を持って対策するかによるだろうなぁ。
日本の新総裁あるいは新政権はちゃんと対応できるのかしら?
少なくとも、今までのような小さな局所的対策しか取れなかったとしたら、
自発的な不況からの脱出はまったく望み薄だろうなぁ。
経済構造を変えるにはそれこそ10年じゃ足らないしなぁ。
資源の無い国にとって、輸出が低迷したら、どんな手を打ってゆけば良いのか、
シッカリ描くのはいたって難しい仕事であろう。
何とか食えて行くのなら、またジックリ10年ほど待ってみますか?
少々苦しくとも、生活レベルが低下しても、死ななければ、10年は待てますよね。
見える。
今回はアメリカ発の激震であるが、アメリカ経済は世界経済と根深く
連結しており、経済の停滞は徐々に世界に広がってゆくと思われる。
まったく詐欺としか言いようが無いサブプライムローンの当然の破綻。
(所得の低い人に高利で貸した金がすんなり戻って来るはずがないじゃ
ないか!それを分からないように証券化して売るって、あきれてものが
言えない。おまけに格付け会社までが加担している。)
世界中に販売された証券により連鎖的に拡大する金融システムの崩壊。
GDPの10%もの膨大な額になる低所得者向け住宅ローン債権は巧みに
証券化され全世界にばら撒かれた。ハイリターンに誘われた金融機関が
軒並みこの罠にはまった。これらの40~50%は焦付いてしまうという。
この巨大な損失は回復するのに、軽く10年は掛かってしまうのではないか?
この間に破綻する、あるいは業績が大きく低迷する金融機関は米国に
止どまらず、当然ながら全世界に及ぶ。
もともと米国は貿易赤字の拡大による経常赤字を国債を発行して金を集め、
まかなってきた。
往時は日本が、最近は中国がこれらの国債を主として引き受けてきた訳
である。国債残高は今も日本が一番保有している。
借金をしながら浪費する米国に主として日本や中国が金を工面してきた。
その金は中国や日本をはじめ、世界中から製品を買うための金だから、
貸さない訳には行かないのである。
ところが今度はその浪費家が突然のデッカイ負債を抱え込んでしまった。
勢い浪費は控えざるを得ず、結果として、中国や日本の製品を買うのを
控えざるを得なくなって来た訳である。
そうするとどうなるかは自明であろう。
日本経済はどうなるんだろう?
直接的にサブプライムローン証券を購入した国内金融機関の業績は低迷
せざるを得ない。当然優良企業以外への貸し出しが大きく制限されるだろう。
弱小企業の資金繰りが危うくなる場面が想像される。
日本の輸出総額の20%超がアメリカ向けである。
北米を主たる輸出先にしている日本企業は真っ先にその影響を受け、収益が
悪化するだろう。
そういう企業に部品や材料を供給している企業に連鎖的に波及してゆき、
業績低下は全国的に広がってゆかざるを得ない。
第二の輸出先である中国も基本的には日本と同様な状態だから、「アメリカが
ダメなら中国へ」と言うわけにも行かないのである。中国自体が「アメリカが
ダメなら日本へ」と考えているくらいである。
なら、内需拡大だっってアンタ、食料・エネルギーの高騰、雇用の流動化の
時代に高額商品を買う気になります?
悲観的なことはいくらでも思いつくが、良くなることは無いのかなぁ?
世界的供給過剰は昨今のインフレ傾向を沈静化する働きがあるのではない
かなぁ?
いや待てよ、デフレで経済停滞したら、スタグフレーションか?
今回の経済停滞から抜け出すのに普通にいったら10年は掛かるんじゃない
かなぁと思う。日本のバブルですら回復に10年以上掛かった。
新しい大統領がどのくらいの決意を持って対策するかによるだろうなぁ。
日本の新総裁あるいは新政権はちゃんと対応できるのかしら?
少なくとも、今までのような小さな局所的対策しか取れなかったとしたら、
自発的な不況からの脱出はまったく望み薄だろうなぁ。
経済構造を変えるにはそれこそ10年じゃ足らないしなぁ。
資源の無い国にとって、輸出が低迷したら、どんな手を打ってゆけば良いのか、
シッカリ描くのはいたって難しい仕事であろう。
何とか食えて行くのなら、またジックリ10年ほど待ってみますか?
少々苦しくとも、生活レベルが低下しても、死ななければ、10年は待てますよね。