『夏の騎士』(百田尚樹著、新潮社)は、すっごく面白かったです♪ | 東京のエアコン洗浄~東京近郊のエアコンクリーニングはお任せ下さい

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●『夏の騎士』(百田尚樹著、新潮社)は、すっごく面白かったです♪



こんにちは、ハッピアッツァの三宅節郎(せつろう)です^^

今回は、本当に久しぶりに、大変、素晴らしい小説を読むことが出来ましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

そもそも私は、かなりえり好みが激しくて、とくに小説は、最初から面白そうなものしか手を出さない主義なのですけど、この度は、すぐ前の記事でお話しさせていただきました、

真相深入り! 虎ノ門ニュース

の火曜日のレギュラーコメンテーターであられて、多くのかたからその言動や動向が注目されている
百田尚樹氏の作品で、しかもご本人が、

最高傑作を書いたので、もうこれで小説家からは引退

とまで仰っている作品であること、

そして、これまた個人的に注目している「虎ノ門ニュース」でのコメンテーターの上念司氏が、同書について、

「一気に読めて、とても面白かった」

と仰っていたので、「そこまでの傑作ならば……」ということで、読んでみることにしたんです。


そうしたところ……。

もう、期待通り、いや、期待以上に良かったです。

アマゾンのカスタマレビューで多くのかたが話されているように、私も、ほとんど、息をつく間もなく一気に読んでしまいました。

さすが、噂どおり、「稀代のストーリーテーラー」の傑作という感じでした。

展開のスピードとリズムにすっかり巻き込まれてしまい、時間の経つのを忘れてしまったほどです。

本当に、最後の一行まで気の抜けない展開で、実際に、ラスト数行で驚くべき“どんでん返し”があったりするのです。

しかも、一度全部読み終わって、そのような「仕掛け」を知ってしまっても、また何度も読み返したくなる気持ちになるのは、本当に素晴らしい作品だと思っています。

(実際に、何回も読み返してみたりしています(笑))


物語は、小学校6年生の3人の男子と一人の女子の一夏の“冒険”について描かれていますが、とくに「勇気」と「友情」ということが大きな主題になっているようです。

とくに「勇気」については、現代の日本人が忘れかけている大事なことについて投げかけているように思いました。

例えば、このようなことが述べられていました。

この3人の男子たちは、あまり勉強が得意ではないのですが、あることから、優等生ばかりが受ける模擬試験を受験することになりました。

そのため、これまで行ったことのない位の猛勉強を始めなければならなかったのですけど、3人とも、とくに最初のうちは、家庭で自宅学習をする習慣がないこともあって、なかなか勉強に取り掛かれないのですね。

ついつい、マンガを読んだり、テレビを見たり、ドラクエをやったりしてしまう。

そして、夜、布団に入ったときに物凄い自己嫌悪に襲われる……。

それが、様々な工夫や、もう一人の女子の協力によって、次第に勉強に真剣に取り組んでいけるようになっていくのですね。

それで、その過程で起きていることが重要だというのです。

小説の中では、次のような記述がありました(大幅に要約してあります)。

--誰でも、一流大学に合格するような人も、決して、勉強は面白ない。だだ彼らはその苦痛を充実感に変えたり、その結果得られることを、楽しさに変換しているだけ。

でも、それはやはり「楽しい」こと。努力を継続していくと、確実に上に上がっていくから。でもテレビをどれだけ観ようと、何時間ごろごろしようと、その達成感は味わえない。

そして、子供時代や10代にそうした負荷をかけずに過ごした者は、大人になってから、いやな仕事や退屈な仕事を続けることに根気をなくす人が多かったように思う。

ぼく(主人公)が大人になって今もなんとか家族を養っていけてるのは、そういった「勇気」を身に付けられたからかもしれない--


いまの時代は、子供のときの自宅学習の重要性についてあまり言及されなくなりましたが、そのことも含めまして、この作品の全編をとおして、上述の「勇気」について語られているように思われました。


それからこれもカスタマレビューで多くのかたが話されていることなのですが、この作品を読んだことによって、長年“封印”されていたような「小学生時代の記憶」が蘇ってきました。

とくにいまの時期ですので、夏休みの早朝のラジオ体操に近所の幼馴染たちが眠い目をこすりながら集まったことや、暑さがピークとなる午後の時間は、「昼寝をしなさい」などと言われていたのですけど、そんなことはお構いなしに日が暮れるまで真っ黒になって外で遊んでいたこと、などが色鮮やかに思い出されました。

そうそう、御多分に漏れず、近所の仲間と「秘密基地」を作ったりもしたんですよ(笑)。


……このように、現役の小中学生はもちろん、小学校6年生、12歳の頃が、もはや遥か遠くの時代となってしまった大人のかたにも十分に楽しんでいただける、イチ押しの一冊となります。

また、本が苦手なお子さんにも、読書に親しみをもってもらえるきっかけの一冊となるかもしれません。

是非、プレゼントなどされてみては如何でしょうか。


最後になりますが、一日も早い、百田尚樹氏の小説家引退撤回の一報を、心待ちにいたしております^^

アマゾンは、こちらからご覧になれます



それでは、今日も「愛と光と忍耐」で、張り切って参りましょう!!

ありがとうございました^^

 

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