燃えよ剣。 | ゆかりのブログ。

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観てきました。
 
 
 
 
 
新選組副長・土方歳三の生涯を描き、過去に映画化、ドラマ化もされてきた司馬遼太郎の歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督&岡田准一主演の再タッグで新たに映画化。
 
江戸時代末期。
黒船の来航により、外国から日本を守るため幕府の権力を回復させようとする佐幕派と、天皇を中心にした新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった。
武州多摩の農家に生まれた土方歳三は「武士になりたい」という思いで、近藤勇、沖田総司ら同志とともに京都へ向かう。
芹沢鴨を局長に、徳川幕府の後ろ盾で新選組を結成し、土方は「鬼の副長」と恐れられながら、討幕派の制圧のため京都の町で活躍を見せるが……。
土方歳三役の岡田のほか、土方と生涯愛を貫くお雪役を柴咲コウ、近藤勇役を鈴木亮平、沖田総司役を山田涼介、芹沢鴨役を伊藤英明がそれぞれ演じる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
原作の小説は何年も前に読んだけど、もう内容覚えてないので、また図書館で借りて読みました。
 
 
(上巻撮るの忘れちゃったから下巻の写真だけ)
 
 
 
何気に新選組好きなんです。
 
詳しくないけど。
 
これは多分、好きな作家の浅田次郎さんの作品読んでるから、その影響。
 
それにこの映画、キャストさんが好きな人しかいないニコニコ
 
土方歳三は岡田くん。
 
近藤勇は鈴木亮平さん。
 
沖田総司は山田涼介くん。
 
徳川慶喜は山田裕貴くん。
 
斎藤一は松下洸平くん。
 
松平容保はケンケンこと尾上右近くん。
 
孝明帝はみっくんこと坂東巳之助くん。
 
他にも柄本さん、市村さん、酒匂さんなどなど。
 
 
 
 
 
この間ブログにも書いたけど、お衣装まで見に行っちゃったニコニコ
 
 
 
 
映画の内容はね、、
 
映画で2時間越えって結構長いと思うんだけど、内容はそんな深くないというか、サラッとした感じ。
 
特に後半は駆け足感がすごかった。
 
私は原作読み直して行ったからまだ分かったけど、そうじゃない人が行ったら、特に七里研之助とか何がなんだか分からなかったんじゃないかなアセアセ
 
七里研之助と歳三のあの因縁があるからこそ、最後の方の場面での「何かあったら私の名前を出すといい」っていうお雪さんへの一言が効いてくると思うんだけどな。
 
まぁ、そもそもそれも原作と違うんだけど。
 
七里研之助は架空の人物だけど、七里をあのシーンのところまで生かしたんだったら、もうちょっとなんとかしてほしかったよ。
 
それから、本編観てマギーさんとか出てきて驚いた。
 
伊東甲子太郎役が吉原光夫さんだったのも。
 
そして虹郎くんも!
 
いったい誰の役だったのか分からなくて、あとでググっちゃったよ。
(岡田以蔵だった)
 
それと、あの芸者さんたちと踊るシーンは違和感タラー
 
バイオリンとかさ…
 
タップダンスっぽいのとかさ…
 
 
 
 
 
 
 
 
とはいっても、キャストさんはほんとみんな素敵でした。
 
岡田くんもよかったし、亮平さん素敵。
 
山田涼介くんの沖田総司は、思ってた以上によかった。
 
最期のあの黒猫とのシーン、切なかったな。
 
沖田と恋仲になるのが糸里で、これにもちょっとびっくりしちゃった。
 
↑「あれ?糸里って歳三の恋人じゃなかった?」って思ったけど、あとで調べたらそれは浅田先生の『輪違屋糸里』の話だったアセアセ
そもそも『燃えよ剣』内で歳三にはお雪さんがいるもんねアセアセ
 
涼介くん、かわいいのよ。
 
岡田くんの歳三とじゃれるところとかは、見ていてほのぼの。
 
ほんとあの沖田総司はとてもよかった。
 
あとね、山田裕貴くんの慶喜もよかった。
 
「奇妙な慶喜にして」って監督からオーダーされたって何かで読んだけど、ほんと”奇妙”っていうのがしっくりくる感じ。
 
あの言葉遣いとか、障子の使い方とかとても良い。
 
そしてケンケンの容保。
 
ケンケンもとてもよかったー!
 
帝からお手紙もらったところのシーンとか、最後降伏した時もずっとそのお手紙持ってるのとか。
 
容保と慶喜のシーンは全部良い。
 
その帝役のみっくん、セリフの言い方が歌舞伎っぽくて、それすごくいいなって思った。
 
ノリさんもブログに書いてたけど、意外とよかったのがウーマンラッシュアワーの村本さん演じる山崎烝。
 
村本さん出てくるシーンはちょっと笑っちゃうニコニコ
 
ずっと喋ってるし(笑)。
 
最初の面接?のシーン、よく岡田くん笑うの耐えられたなって思うよ(笑)。
 
池田屋のシーンもよかった。
 
 
 
 
 
そしてシゲさん。
 
小野権之丞役ということで。
 
どなたかしら?と思って調べたら、会津藩の公用人。
 
なので、容保が出てくるシーンはケンケンの後ろとか探しました。
 
外島幾兵衛を演じる酒匂さんの斜め後ろに座ってましたね!
 
あと1シーン、容保が浪士たちに話すお寺のところで、いちばん上手側にいた気がします。たぶん。
 
 
 
 
 
劇中、近藤さんと歳三の「いい加減トシって呼ぶのやめてくれねぇかな」っていうところとか、寝てる沖田のところに「トシだよ」って入ってくるところとか好き。
 
鳥羽伏見の戦いのシーンで「源さん、危ねぇから歩き回んな」っていうところも。
 
あと、歳三が写真撮ってるのを近藤さんたちが見てるのも。
 
やっぱり近藤さん、歳三、沖田、源さん、この天然理心流の4人が仲良しなのは見ててほっこりするね。
 
亮平さん素敵だったなぁラブラブ
 
最後に歳三から手紙を届けるように頼まれる市村鉄之助、誰かしらと思って調べたらSixTONESの子なんだねびっくり
 
森本慎太郎くん。
 
原田左之助役だった吉田健悟くんもちょっと気になるニコニコ
 
 
 
 
 
沖田役の涼介くん、容保役のケンケン、慶喜役の裕貴くんは、まぁメイクもあるんだろうけど、だんだんげっそりしていくのがすごかったです。
 
映画を観に行く前に、時代劇専門チャンネルでやってた特番も観たんだけど。
 
 
 
 
山田涼介くんは減量の仕方を岡田くんに相談したそう。
 
ケンケンも容保と同じ状態になろうと減量したけど、涼介くんみたいに誰かに相談することなく自分ひとりでやっちゃったもんだから、監督の言葉も頭に入ってこないくらいフラフラになっちゃって、直前でカレーを食べてなんとか持ち直したって話してた(笑)。
 
危ない!ケンケン気をつけてねアセアセ
 
でもほんと最後の方の歳三が容保に会いに来るシーン、ケンケンすごいげっそりしてるもんね。
 
それから、岡田くんと涼介くんがじゃれるシーンを見学にきてた亮平さんが「俺もああいうのやりたいです」って監督に言って、亮平さん、岡田くん、涼介くんでじゃれるシーンが追加になったとか。
 
本編観て『ここがそのシーンかぁ』ってニヤニヤしたよ照れ
 
 
 
 
 
せっかく豪華キャストなのに、ちょっともったいなかった感はあるけど。
 
前編後編で2回に分けてもよかったんじゃないかなぁ。
 
キャストさんはみんなよかったです。
 
浅田先生の新選組三部作、また読もうかな。
 
そしてまた今度、高幡不動に行こうと思うニコニコ
 
 
 
 
 
 
 
 
全然話は違いますが、今日発表された山田裕貴くん主演の志村けんさんのドラマが今から楽しみです照れ