追想と積木。 | ゆかりのブログ。

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舞台の感想や日々のこと。
備忘録。

 
 
 
今日は『追想と積木』。
 
良太さんの方を。
 
 

 
 
 
 
 
一人の男性が佇んでいる。
とある風景を懐かしみながら。
一人の女性が佇んでいる。
目の前の忘却を眺めながら。
思い出したいものと、思い出したくないもの。
時間を共有した者たちが記憶を辿る。
忘却の後、男は見守る。
 
 
 
 
 
 
 
 
※ネタバレあり
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
事故に遭って、大学時代以降の記憶がなくなってしまった隆太さんのために集まるみんな。
 
こちらも『いつかの風景』と同じように、現在と回想を交互に。
 
私は『いつかの風景』よりこちらの方が好みだったな。
 
『追想と積木』かぁ。
 
隆太さん以外のみんなは【追想】で、隆太さんは【積木】。
 
…いや違うな、【積木】は全員か。
 
最初に仁さんがフラレた女の子の名前(ゆき子さん)、洋美さんがもうすぐ結婚する相手の名前(今橋さん)が『いつかの風景』と繋がってて、おお!!ってなった
(*^ω^*)
 
なぜにホワイとかね(笑)。
 
今を起点として数年前のことを思い出すと、そこからいろんなことがいつの間にか変化してて。
 
それを隆太さんに分かってもらえないもどかしさというか。
 
その将一さんと椎名くんがとても良かったです。
 
 
 
 
 
【将一】 笈川健太くん
 
おいどんくんよかったです。
 
隆太さんに「将一さんだから大丈夫ですよね」って何回も言われてたけど、そういう言い分が通るような、でも将一さん自身はそれをちょっとプレッシャーに感じてるような。
 
「うるせぇよ!」っていうところも好き。
 
最後の演劇のところがとてもよかった。
 
サンタクロースとトナカイの話。
 
自分と千秋さんに置き換えて。

 

 
 
【千秋】 中嶋アキさん
 
尾沼さんから連絡来て、部室再現とか助けてた千秋さん。
 
千秋さんと将一さんはお互い信頼もしてるんだろうけど、お互いに気を遣ってるところもあるんだろうな。
 
『気遣い』という意味ではなく。
 
将一さんからこの日のこと話してもらえなくて、どう思ってたんだろう。
 
いろんな想いを飲み込んでたんだろうな。
 
 
 
【隆太】 足立 英くん
 
隆太さんとてもよかった。
 
ジェンガをごっそり取って「この部分はどこに行っちゃったんでしょうね」って言うところが好き。
 
思い出さなきゃっていうプレッシャーとか、自分自身が思い出したい、知りたいっていう気持ち。
 
理紗さんやみんなに対する申し訳なさ。
 
でも話してる時とか、最後の演劇見てる時の笑顔は無邪気で。
 
切ない。
 
その後、隆太さん記憶を取り戻せてるといいな。
 
 
 
【理紗】 江田 恵さん
 
婚約指輪の話のところ、とてもよかったです。
 
あと、朝倉さんにキッパリ言うところ。
 
隆太さんのために必死できっかけを探してる理紗さん。
 
隆太さんの大学時代のことを知らないからこその気後れみたいなのもあったような感じがして。
 
「私が教えるから」っていうのもよかった。
 
 
 
【椎名】 高橋玄太さん
 
玄太さんの椎名くんよかったです。
 
「逆恨みしたこともあった」って言えるのは素敵。
 
洋美さんが曖昧に言ったことを「分かった」ってすぐ理解したところ素敵でした。
 
あと、最後の演劇のところ。
 
洋美さんのセリフのところが自分に当てはまってるからか、グッと来てた感じ。
 
ちょっと言葉に詰まってたのを見て、こっちもグッときた。
 
 
 
【洋美】 上田うたさん
 
ハキハキしてるし、思ったことはすぐ言っちゃう。
 
見てて『それ今言っちゃう??』ってヒヤヒヤしたところもあったよ(笑)。
 
久しぶりに椎名くんに会って、なんだか後悔してるような感じもして。
 
「やり直せるよ」って言ってたの、朝倉さんと理紗さんに言いながら、自分にも向けてたんだと思う。
 
 
 
【朝倉】 田中愛実さん
 
あのね、申し訳ないけど朝倉さん好きじゃない。
 
↑キャストさんじゃなくて「役が」だからね!
 
すごくずるい。
 
私が理紗さんの立場だったら超イライラすると思うわ。←
 
でもとてもリアル(笑)。
 
 
 
【上村】 天野なつ子ちゃん
 
学生時代と今のギャップがよかったね。
 
学生時代、尾沼さん無視してるところとか、小さい声で「ドンマイ」って言ったところとかおもしろかった(笑)。
 
仁くんか尾沼さんしかいないって言うところも。
 
なぜその二択(笑)。
 
最後の演劇の時、仁くんが謝ったの見て笑うのよかったです。
 
 
 
【仁】 小川啓太くん
 
上村さん同様、ギャップがよかった。
 
歌いながら入ってきて、気まずくて一度部屋出ていくのとかおもしろかった(笑)。
 
ワーワーしてて楽しかったです
(*^ω^*)
 
今の場面ではちょっと落ち着いて。
 
ちょっとだけね(笑)。
 
最後の演劇のとこで上村さんのことチラチラ見てるのとか、遠まわしに上村さんに向かって言ってるのとかかわいかった(笑)。
 
 
 
【尾沼】 堀之内良太さん
 
「どうしようもなく救いようのない役」をみんなに「まんまじゃん」って言われちゃうのとか、主役やりたいアピールを完全スルーされるとか、いいキャラでしたね(笑)。
 
あと何気に好きなのが、「尾沼はふたりの時はあんまり話さないよね」っていうところ。
 
こう言われた時の尾沼さんの、棚に寄っかかってる姿勢とか表情がとてもよかった。
 
尾沼さんの素が垣間見れるような気がして。
 
明るく能天気でいるのも無理はしてないんだけど。
 
なんかあのギャップよかったね。
 
それに、なんだかんだですごくいいこと言ってる
(*´ω`*)
 
裕二郎さんの尾沼さんも見てみたかった。
 
 
 
 
 
一緒に観に行ったお友達二人と、「あれは演出だったのか、ハプニングだったのか」っていう話を。
 
その内のひとつ、棚からジェンガが落ちたところ。
 
あれ、私は演出だと思ったなぁ。
 
隆太さん「10日以上思い出せないと記憶がどんどん消えていく可能性が高くなる」みたいなこと言ってたし。
 
隆太さんが出ていったあとにジェンガが1つ落ちたから。
 
あぁ、今記憶がひとつ消えたのかな……とか思ってた。
 
実際どうなんだろう?
 
あと、椎名くんが一場面飛ばしたところ。
 
くみさんはイスのところを言ってた。
 
ちなみにイスの件、私は演出だと思う。
 
もしハプニングだったとしても、フォローが上手だったから分からないよね。
 
 
 
 
 
終演後、みんなとお話しできてよかった。
 
逆班の美喜ちゃんとか裕二郎さん、えじーくん、栗栖くん、汐谷くんにもお会いできてよかった。
 
今日が千秋楽。
 
みなさんお疲れ様でした
(*^∀^*)
 
素敵な舞台をありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
【追想】ということで。
 
良太さんは『悲しき天使』、裕二郎さん、美喜ちゃん、啓太くんは『月と箱舟』。
 
玄太さんは『女の子ものがたり』かな。
 
(あー、玄太さんと康太くんの三四郎もう1回見たい(笑))
 
もう6年前。
 
あんなほぼ引きこもり状態だったのに(笑)、縁とは不思議なもので。
 
しみじみと。
 
いつもありがとうございます
(*´ω`*)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そうそう。
 
今まで観劇してきて、今日がいちばんテンパった【上演前】でした(笑)。
 
驚いた!
 
なぜにホワイ状態。
 
美喜ちゃん、何回も聞いちゃってごめんなさいでした(汗)
 
アタフタしたわ。
 
嬉しかった。
 
 
 
 
こうやってどんどん沼に嵌っていくんだきっとそうだ
 
ありがとうございました
(*´ω`*)♡
 
やさしい
 
演技も上手だし、また舞台観に行こう。