伝統校はなぜ強いのか | 働きがいを追及する会社の社長ブログ

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2012年3月14日、株式会社カイラボを設立しました。

「働くすべての人が生きがい、働きがいを感じられる社会の実現」を事業理念に、日々奮闘中。

先日、インターハイが終了しました。


高校野球を除けば、ほとんどの運動部の高校生はインターハイを目指していますね。
高校野球も甲子園があるわけで、ほとんどインターハイみたいなものです。


私がやっていた陸上競技でもインターハイはもちろんあります。

ただ、あまり知られていませんが、
陸上競技にも団体戦があり、個人での記録の他に「総合順位」というものがあるんです。


詳しい点数の算出方法などは割愛しますが、
この総合優勝を見ていると高校スポーツでも栄枯盛衰が激しいことがよくわかります。
数年前総合優勝をした学校が、
今年は一人もインターハイに出場させられていないなんてこともあります。

そして、驚くべき事に指導者は替わっていない場合がほとんどです。


なぜ、こんなことになるのでしょうか?


誰もが思い浮かぶのが、有力選手の卒業でしょう。
インターハイ優勝を支えた選手が卒業すれば当然チーム力は下がります。


ただ、有力選手の卒業が与える影響はそれだけではない気がします。

全国で優勝するような選手が身近にいる同じ学校の選手は、
「あいつができるなら自分もできる」とか「あれだけの練習をすれば全国で優勝できる」
ということを肌で感じられます。


チームメンバーにとっての当たり前の練習や当たり前の記録の水準が大きく上がるのです。
しかし、有力選手が卒業してしまうと、
段々とチームにとっての当たり前の水準が下がってきます。


そして、気付かぬうちに全国優勝などとというのは口で言うだけになり、
現実的にはだれもその舞台に立っていられなくなるのではないでしょうか。


これは仕事でも同じだと思います。

意識の高い人、仕事の出来る人が近くにいる人ほど仕事ができるようになります。


ただ、周囲が自分より出来る人ばかりというのは、かなりつらい状況です。

なんで自分はダメなんだろうと自己嫌悪に陥ります。

私は新卒の会社でそんな状態でした。


ただ、今思えばおかげで「仕事量の当たり前」や「仕事のやり方の当たり前」は、
かなりレベルアップできました。


「社会起業大学の事務局は大変だね」としょっちゅう言われますが、
そんな状況でもなんとかなっているのは、

新卒で入ったコンサルティング会社で学んだことが大きいです。


というわけで、みなさんも仕事でレベルアップしたい場合は、
自分よりもレベルの高い人の群れの中に飛び込んでみてはいかがでしょうか。




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