学生を中心に若い人たちの中で、「NPOで働きたい」という人がふえているように思います。
社会貢献に関する学生団体は探せばきりがないですし、
先日のソーシャルビジネスグランプリも学生のみなさんが積極的に手伝ってくれました。
社会的にも注目を集めているのか、
今日行った書店では「国際協力・NPO」というテーマだけで棚があり、
NPOやソーシャルビジネスに関する書籍が多く並んでいました。
社会起業大学に通う学生の方々も、
会社を辞めて、「NPOに転職したい」「社会的に意義のある会社に転職したい」という方は少なくありません。
そして、その90%以上は20代です。
なんでこんなにもNPOで働きたい人が増えているのでしょうか?
社会貢献をしたいと思っている人たちが増えているというのが、その一番の理由だと思います。
そして、普段の仕事だけでは社会に貢献している実感が得にくくなっているのではないでしょうか。
ネットの普及でお客さんとのやりとりは対面ではなくてメール。
下手したら社内のやりとりすらメールです。
対面でないと、「ありがとうございます」と書いてあっても、
その感謝の度合いがなかなか伝わりにくい。
対面だったら表情でわかるし、電話でも声のトーンでわかります。
でもメールじゃわからない。
もちろん、それだけが理由ではないと思いますが、
このメールのコミュニケーションは大きな理由の一つだと思います。
人間が生きていく上で人から感謝されることが重要だということに反論する人はあまりいないと思いますが、その感謝のされ方って重要ですよね。
相手にちゃんと伝わっていなければ、感謝をしてもあまり意味がないわけです。
でもこれって、社会貢献も同じ。
こちらが社会貢献していると思っていても、
自分が助けていると思っている対象の人たちが感謝していないければそれは自己満足。
僕もともすると自己満足になりがちなので、気をつけていますが、
自分は誰のために仕事をしているのか、つねに意識することが、社会貢献の第一歩かもしれないですね。
ちなみに、私はこのプレゼントのおかげで自己満足じゃなかったことを認識できました(^^)