ショコラですにゃー


昨日、母と妹と一緒に「歌舞伎座さよなら公演」を見てきました。


歌舞伎座はこれから16ヶ月の公演ののち、しばらく建て替えの為、休館となるそうです。日本の伝統的な建物と言ってもいい歌舞伎座がなくなるのは、ちょっと寂しいですね。いったいどんな感じに生まれ変わるのでしょう。



ショコラのbitter and precious life


さて、演目は、新春らしく、とても華やかです。



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一、祝春式三番叟(いわうはるしきさんばそう)

 

配役も、とってもゴージャスでした。翁は人間国宝の中村富十郎さん。今年80歳になるというのに、ものすごい声の艶でした。


二、俊寛(しゅんかん)


松本幸四郎、染五郎親子がでていました。私にとっては、素顔の方が馴染みがあるので、不思議な感じでしたが、こちらが本職でしたね。失礼しました。


三、十六夜清心(いざよいせいしん)


清心は菊五郎さんです。精錬潔白な清心がふとしたはずみで悪人に変わっていく姿に運命の不思議さを感じました。今回は途中までの公演でしたので、ぜひ最後まで見てみたいです。


四、鷺娘(さぎむすめ)


もちろん鷺の精を演じるのは玉三郎さん。歌舞伎はまったくわからない私にも、とてもわかりやすいすばらしい作品でした。


雪が降りしきる池のほとりの風景から幕は始まります。ドーン、ドーンという太鼓の音が降りしきる雪を表わしていました。


白無垢の可憐な娘が傘を手にしてたたづんでいます。この娘は鷺の精が人間に姿を変えたもの。人間の男と道ならぬ恋をして、思い悩んでいます。

鷺の精は、苦しい胸の内を吐露するように踊り、

こうして踊るうちに、その男と結ばれた頃のことを思い出します。衣装は華やかな娘の衣装にあっという間に変わります。


はにかんで見せたり、男のつれなさを愚痴ってみせたり、傘を手に桜が舞うように美しく艶やかに踊りながらも、道ならぬ恋をした責苦に悩む姿。衣装は可憐なピンクから真赤な襦袢に変わります。


そして真白な衣装に変わり、激しく雪が降る中、鷺の精は苦しみ悶えます。


ここで見せる、玉三郎さんの海老反りは、言葉もでないほど、刹那的で幽玄な感じがしました。


苦しそうに羽はばたきをする鷺。しだいに、力尽きて息絶えていきます。


この最後のシーンはどうしてもバレーの「瀕死の白鳥」と比べてしまうのですが、西洋のバレーの方が静を、日本の歌舞伎の方が動を感じるという不思議な感覚を味わいました。


とにかく、魂がぐらぐら揺すられるような、玉三郎さんの鷺娘でした。



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歌舞伎座でのもうひとつのお楽しみは、買い食いですよね音譜


お弁当はもちろん、おせんべいに、人形焼きに、最中に、小倉アイスに、きんつばまで売っています!


こんな風にその場で、出来たてをいただけます。


お席で食べられるんですよ。びっくりですよね。


お弁当をしっかり食べたのに、


出来たてのきんつばとアイス最中をいただきましたラブラブ


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うちの母は、今年の4月でさよなら公演終了だと勘違いしていて、あわててチケットを取ってくれたのですが、実は来年の4月まで続くことが発覚。また是非、歌舞伎座に「さよなら公演」を見にきたいです。


改めて日本の伝統文化のすばらしさに感動する自分の中の大和魂を感じることができました。