こんにちは。ショコラです![]()
三連休、最終日は生憎のお天気ですね![]()
さて、ローラン・ルーミエ訪問の興奮冷めやらぬ私達ですが、次のアポがあったので、急いでSavignyへ向かいます。
途中、今は航空博物館になっているというサヴィーニ城や、ドメーヌ シモン・ビーズを通り過ぎ、たどりついたのは、Loius Chenue。
私達が訪問したのはちょうど醸造の頃で、やはりみなさんお忙しそうです。家族総出で、お仕事中でした。
シュニュ家は1914年に畑を購入し、その後5代に渡りワイン造りをしています。現在、製造、醸造責任者となっているのは、キャロリーヌさん。2000年頃から自社瓶詰めを本格的に行うようになったそうです。現在所有している畑は9hlです。
キャロリーヌさん。ちょっぴりシャイな感じの素敵な方でした。
姉のジュリエットさんは、2003年から販売部門の責任者をされています。今回のテイスティングもジュリエットさんがアレンジしてくださいました。
おしゃれで社交的でとても素敵なジュリエットさん
まずはSavigny Blanc 2006を飲ませていただきました。
ミネラルはしっかりあるのですが、甘みもあって、バランスがとれています。2006は白ワインにとってはいい年だったそうです。でも、生産量が少なくて、ほとんど2006は残っていないそうです。
樽貯蔵庫で、2006年の1er Cruの水平テイスティングをさせていただけることに![]()
こちらは飾ってあったもので、実際のテイスティングはラベルがはっていない瓶から飲ませていただきました。
ますは、
Savigny "Les Talmettes" 1er Cru
瓶詰めされたのは、1年前で、今テイスティングするにはいい状態になってきているそうです。新樽は15-20%しか使っていないので、樽香は少なく、タンニンも弱めです。女性的で、繊細で、エレガント。
「和食に合いそうですね」と伝えたところ、ジュリエットさんは日本に行った話をしてくれました。
「日本の食べ物は繊細で軽くて、チーズもでなくて日本に行くと痩せてしまう」と言っていましたよ。
「日本には、文化があって何もかも手が込んでいて、とても魅力的だった。たくさんの日本人がテイスティングにきてくれるので、日本のことが少し理解できてよかった」と、うれしいことをおっしゃってました。
Savigny "Aux Clous" 1er Cru
ちょっと閉じ気味とジュリエットさんは言っていましたが、果実味が豊かで、私の好きな旨味があって、気に入りました
キャロリーヌさんもこのワインが大好きだそうです。
Savigny "Les Lavieres" 1er Cru
こちらは開いている感じです。Lavieresとは、石の名前だそうで、鉄のようなミネラル感が強いのは畑の性質に由来しているようです。旨味と甘みが感じられます。
最後は、
Savigny "Hauts-Jarrons" 1er Cru
ここの畑は川の向こうの南側にあり、今まで飲んだ3つのワインとはまったく異なる個性があるとのことですが、確かに力強く、野性的で、タンニンがしっかりあります。「男性と同じで時間が経つと、丸味がでてきます」とジュリエットさん、「時間が経っても丸くならない男性は、ダメね」とお茶目な発言にみんなで大笑い
いまや、ルイシュニュの顔となっている美人姉妹ですが、もともと直接このドメーヌを継ごうとは思っていなかったそうです。キャロリーヌさんは、リヨンでフランス語の勉強をした後に、ボジョレーなどをまわり、ジュリエットさんは最初教師になろうと思ったそうですが、向いていないことがわかり南仏でマーケティングの仕事をされていました。二人ともこの経験がとても役に立っているそうです。田舎にこもったまま直接ドメーヌを継いでいたら、外の世界を知らずに、視野が狭くなっていたと思うとおっしゃってました。
廻り道のような経験が現在のワイン造りに生かされている。
とても素敵ですね。
ジュリエットさんは、たくさんのテイスティングのコーディネイトやインポーターの方との夕食会を開いているそうですが、
たくさんの方と交流したいのです
と笑顔でおっしゃっていました。
ローラン・ルーミエのコリンヌさんも、ルイ・シュニュのジュリエットさんも常にやさしい笑顔で、ワインを愛する気持ちに溢れていて、とっても素敵な方でした。
「なんていい方達だったんだろう」と私が言うと
「ショコラさんはそういう方達のつくったワインがお好きなんですよ」と裕子さん。
たしかにこの二つのドメーヌのワインに共通するのは、「やさしさ」。
ワインって造り手の個性が表れるものなのですね。
大好きなワインの生産者を訪問できて、本当にすばらしい経験ができました。




