こんにちは。
所属メンタルトレーナーの森下です。
 

人生山あり谷あり。いいこともあれば悪いこともあります。

良い時はいいのですが、悪い時は誰だって落ち込むし、もう嫌になってなにもしたくなってしまう時もあります。

 

一時でしたらそれでもいいですが、それが長く続くと心身の面であまりいい影響は出ません。

挫折、困難(壁)にぶつかっている最中の人、その周りの人にぜひ読んでいただければと思います。

 

<うまくいかないことは起こるもの>

誰だって良いことばかりは続かないもので、悪いことも、予想してなかったことも起きます。

今年新型コロナの影響でこんなことになるなんて誰が予想していたでしょうか。

 

それでも起きてしまったものはどうすることも出来ませんし、

私たちがコントロール出来ることとしたら、これからどうしていくか、どうすべきかを考えることです。

 

スポーツで言えば怪我やスランプ、敗北といった挫折を味わうことはなるべく避けたい事柄です。

仕事でも人間関係のトラブルや、大事な取引先でのミスや、売り上げの減少など…

 

そうした困難は多かれ少なかれ、程度の割合はその人によりますが誰しも経験する道です。

 

私自身も青春を捧げていた競泳で高校3年間はほぼベストタイムが出ませんでしたし、

ずっと腰の痛みと付き合ってきました。

 

起こって欲しくはないけど、起こる前提である程度は心構えをしておく。

そうしておけば、落ち込んだり悩んだりはするものの、誰もが通る試練の道だと思えるかもしれません。

 

<無難な人生は魅力がない>

銀座の筆談ホステスで著名な斉藤里恵さんの言葉で感銘を受けたものがあります。

 

「難題の無い人生は"無難"な人生。難題の有る人生は"有難い"人生。」

 

難題は出来れば避けて通りたいもの。

辛い思いやしんどい思いはしたくないと思うのはごく当然のことです。

 

ですが、自分の成長にフォーカスをしていくのであれば難題はむしろウェルカムで有難いものになりますよね。

 

九州大学名誉教授・現熊本学園大学客員教授でいらっしゃる橋本公雄先生が提唱した

「ドラマチック体験理論」というものがあります。

 

怪我や挫折、出逢いや別れ、勝利や敗北といったドラマの出来事のような経験をした方が成長することができるというものです。

確かに偉人伝や著名なアスリートや経営者の書いた本を読むと、

決して順風満帆な人生だったと言えるものは少ないです。

 

想像を絶するほどの困難な数々を乗り越えて、今の偉大な実積を残しています。

(本人達はまだまだ満足はしないのでしょうけど…)

 

そこに私たちは、刺激を貰って「僕も頑張ろう」と思えたり、「カッコいいな」と憧れたりするわけですね。

 

これが特に苦労もせず、「しれーっとやってたらうまく行きました!ハハハッ。」といった感じの人に魅力を感じますでしょうか?(ずば抜けてたらそれはそれですごいけど)

 

ドラマのような人生を乗り越えて、酸いも甘いも経験している人の方が魅力的に思えるのは私だけではないはずです。

苦労は買ってでもしなさい。というのはそういうことだと思うのです。

 

<まだまだ先は長い>

困難や挫折はプラスに変えていくことができるというのは頭ではわかっていても、

実際にその渦中にいるとなかなかそうは思えない、というのもまた事実です。

 

僕も学生時代に悩んでいたことや、20代の頃に悩んでいたことは、

今思えば大したことないし笑い話に思えてきますが、やはりその当時はけっこうしんどい日々を過ごしていました。

 

振り返ってみて、あの時があったから今があると思えることはみなさんもけっこうあるのではないでしょうか?

 

そうして挫折や壁にぶつかった数が多ければ多いほど、そしてその挫折や壁を乗り越えた経験が多ければ多いほど、

「自分はどんな困難も乗り越えていける」と思えるようになります。

 

失敗や挫折を見て見ぬふりをしてやり過ごすのではいけませんが、

受け入れて乗り越えようとする度に面白いものでその痛みにも次第に慣れてくるんですよね。

痛みを経験しているから強くなっていくんです。

 

ですからしんどいことはたくさん経験していた方が長期的に見れば自分にとってはプラスになるということです。

良薬口に苦しとは言ったもので、楽をして成長するなんてことは滅多にありません。

 

今、そういった困難や壁にぶち当たっている方は、

もしかしたら長い長いトンネルに入ってしまって光も見えない状態かもしれません。

 

でもそんなトンネルもいつかは終わりがあって、トンネルを抜けた先にはまだ見ぬ景色が待っています。

 

「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」

 

喜劇王と呼ばれたチャップリンの有名な言葉ですが、

しんどい時は短期的に物事を見るのではなく、長期的な視野で物事を見ることが大切です。

 

みなさんの人生を2時間の映画で例えるとしたら今は何分くらいでしょうか?

私で言うと、人生100年とするのであればやっと3分の1のところあたりです。

 

2時間の映画で言えばまだ40分程度。やっとここから本題に入るところでしょうか。

まだまだ先は長い!最後はハッピーエンドになるように今やるべきことをやらないとですね。

 

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