所属メンタルトレーナーの森下です。
「あいさつは元気よくしましょう!」
子どもの頃、一度は言われた(言わされた)経験のある言葉だと思います。
皆さんは、子どもから「なんで元気よくあいさつしなきゃいけないの?」と聞かれたら答えられますか?
「なぜ?」の部分が理解できないと納得できないですし、
納得できてなければやらされてる挨拶になってしまいます。
そんな挨拶ではしてるほうもされてるほうも気持ちよくないですね。
挨拶と言うのは、言わずもがなコミュニケーションの形です。
あった時、別れる時、朝起きた時、寝る時、日常の中では挨拶する機会は多いと思います。
そんな時に、元気なく挨拶したらどうでしょう?
「あれ?この人なんか調子悪いのかな?」とか
「この人、性格暗そうだなぁ」とか
挨拶というコミュニケーションから「こういう人だ」という印象が決まってしまいます。
ボソボソっと挨拶をして、元気ないな、暗い人だなと思われるよりは、
元気よく挨拶して、明るいとか、気持ちのいい人だなと思われたほうが良いに決まってます。
あいさつはコミュニケーションのツール。
たかが挨拶、されど挨拶。挨拶で「自分はこういう人間なんだ」と発信しているようなものなんですね。
<ポジティブは伝染する>
メンタルトレーニングでは「挨拶はプラス思考のトレーニング」と言います。
元気よく「おはよう!」と挨拶するのと、
怠そうに「おはよう…」と挨拶するのとどちらが気持ちが良いでしょうか?
実際にやってみるとわかると思いますが、
する方もされる方もやっぱり元気のいい挨拶の方が気持ちがいいです。
というのも、先ほども言いましたが挨拶はコミュニケーションの一環です。
笑顔で爽やかに挨拶するというのは基本的にポジティブな状態でしか出来ません。
逆を言えば、怠い時でも無理やり元気よく挨拶すれば心が引っ張られてポジティブになってきます。
そしてポジティブな感情が相手にも伝わります。
笑顔でいれば相手も笑顔が出やすくなるし、怖い表情をしていれば、相手も警戒して怖い表情になってしまいます。
つまり笑顔で元気よく挨拶することで自分にとっても相手にとっても
ポジティブな感情を高めることができるということです。
<ポジティブだと生産性は高まるのか>
ポジティブ心理学によると、ポジティブ感情は
「新しい考え方の視野を広げ、選択肢を増やし、より創造的に思慮深くする」とあります。
人間の本能的に、危険な目にあったときはいち早く逃げるために、
ネガティブな感情を出して迷うことなく判断できるように選択肢を狭めるようになっているそうです。
逆にポジティブ感情はというと、脳が情報処理できるよう促して、
ポジティブ感情によって発生する脳内物質で、学習機能を司る部分も活性化されます。
さらに、記憶の定着や脳内伝達に関しても、好影響を及ぼすことがわかっています。
ざっくりと言うとポジティブになると人は脳のパフォーマンスが良くなるということです。
今の時代の仕事は単純なことはロボットやAIが代わるようになってきました。
そのうち簡単な事務作業や車の運転、窓口業務とか簡単な診察とかはロボットが代わるようになると言われてます。
人に求められることとしたら、クリエイティブな作業になるわけです。
もちろんスポーツでも、とにかく身体を動かせばいい!みたいなのじゃ通用しなくなってきてます。
ということで、ポジティブになると脳のパフォーマンスが良くなってクリエイティブさが増す、ということは、
「元気な挨拶をすれば生産性が増す」と言えるということです。
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