皆様、こんにちは
代表公認心理師の小高千枝です。
新型コロナウィルス感染症問題が騒がれ始めた時期や
緊急事態宣言が出た頃は、未知のウィルスに対する不安感は強いものの
ご自身の心の状態にまだ気づかれていない方が多く
カウンセリングへのご相談も
「不安だけど、大丈夫」
こういったクライエント様からのお話が多かったですね
そして、数カ月経ち
緊急事態宣言が解除されても止まらない感染拡大
「WITHコロナ」
「コロナとの共存」
と言われ始めた中で
世の中が二極化し、恐怖と上手に付き合っていかなくてはならなくなりました
様々な専門家の先生方からの見解は出ているものの
確実な正解が誰にもわからない状況下において
・手洗いの徹底
・消毒の徹底
・マスクの着用と咳エチケット
・何かに触れた際は除菌シートでふき取る（拭いてから触れる）
など
（外出時の必需品。マスクも替えを持ち、除菌シート、除菌ジェルも余分に）
日々の中で気を付けてはいるものの
「これで大丈夫」という確証が持てないことから
思い悩まれてしまわれている心の状態へ気付かれる方が
7月に入り急激に増えてきました。
感染者も増え続ける中で、
身近な方にうつしてしまったらとご心配をされるお気持ちはとてもわかりますが
こういった真摯にコロナと向き合っていらっしゃる方は
「うつしてしまったらどうしよう」（うつされることも怖いけれど）という
他者への配慮の気持ちが強すぎてしまい、疲弊されている方が大半です。
また、皆さんとても繊細で真面目な方が多いため
「できなかったこと」にフォーカスしてしまう傾向があり
しっかりと対策をされているのにも関わらず
「できていること」を認めていないケースもあります
（先日ブログ記事でもご紹介した
Aesop（イソップ）のリンスフリーハンドウォッシュ
https://ameblo.jp/ych202/entry-12610413929.html）
皆さんは、しっかりとご自身や大切な方を守るためにしっかりと感染予防対策を
されていますからね
完成された安心はできないかもしれませんが、「恐怖」と正しく向き合う姿勢はできています
そして
「あの時、もう少し手を洗っておけばよかった」
「間違って（商品に）触れてしまったけれど、他の人に迷惑かからないかな」
「気を付けていたけれど、一瞬だけ大きな声で笑ってしまった」
など。。。
「〇〇しておけばよかった」と、できなかった気持ちを受け止め
それを完全否定するのではなく
次回から気を付けようという気持ちを持たれることが大切です
全てを完璧にこなすことはできませんし
こなそうとすると日常生活が送れなくなります
今はどこで誰がコロナにかかっているかわからない状況です
どうしても感染者数ばかりに気持ちが行ってしまいがちですが
感染予防対策ができている方もたくさんいらっしゃいます
「できなかった」ことがありましてもご自身を責めすぎてしまうのではなく
精一杯取り組んでいること（手洗いの徹底、マスクの着用、うがいなど）を
改めてやり直していく気持ちで
それでも、不安な場合は
ご自身が安心できる環境へ身を投じ心をリセットするようにされてくださいね
安心・安全な守られた環境
私は自宅が安心・安全です
オフィスも環境整備には徹底しているので安心です
そういったメンタル的、フィジカル的居場所で大解放するようにしましょう
周囲に気を遣わない
ご自身を思いっきり解放するお時間を過ごし
毎日、リセットリスタートを繰り返すことです
未然予防を繰り返していくことでルーティン化され
自然な流れで感染予防対策ができるようになりますし
今までの非日常が日常化されていきます
外出時は緊張感のある毎日です
有事の外出は生活の中で必要なことですからね
緊張と緩み（安心できる環境で）とをメリハリを持った生活を送り
「不安」や「恐怖」と正しく向き合っていきましょう。
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本当の自分に目覚める体癖論
この世を身軽に生き抜くために――」
http://www.shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-15118-3
