おはようございます。
昨日に引き続き、本日も一粒万倍日ですね!
私は終日収録です。
きっとイイ時間になることだと思います!
皆さんもGW後半を楽しんでくださいね。
ただ、この時期は4月からの疲れが溜まり、体の疲れが心に影響を
与えることもあります。
テンション高く楽しむことも大切ですが、ときには気持ちを落ち着かせ
非日常→日常へ戻る準備をしてみてくださいね。
(こちらは、私は60歳で引退をしたいというお話をしました)
先日、モーニングCROSSで「5月病=適応障害」についてお話をさせていただきました。
労働者数50人以上の事業場ではストレスチェック制度の実施が義務付けられました。
私も高ストレス者が出た企業さまからご相談を頂き
顧問として社員の方々のカウンセリングなどもやらせて頂いております。
ストレスチェックの結果以外に、心理分析テストを受けて頂き
自己分析と自分なりの対人コミュニケーションの取り方
仕事に対する取り組み方
セルフコントロールの仕方などの指導もさせて頂いております。
非常に心に問題や高ストレスを抱えた方が増えているとも
言われている現代であり
「最近うつ病が増えた」と強調されることがありますが
数字の解釈には注意が必要です。
うつ病は検査などで明確に診断できる疾患ではないため、
診断基準が少し変わることによって
診断される患者数にかなりの差がでてきます。
最近の増加が本当の増加なのか
十分注意をするようにしてくださいね。
とは言いましてもストレスを抱えている人が多いことは事実です。
女性が男性に比べて鬱になりやすいのは
いわゆる5月病とも言われている「適応障害」になりやすいため
女性は男性よりもライフイベントが多く
(就職、結婚※名前が変わる、妊娠、子育て、産休育休、引っ越し、復職など。。。)
その都度環境に適応することに気持ちを切り替えなくてはいけないことなどの影響も強いです。
GW明けに、学生や新入社員が心身に不調が表れる症状を
5月病になると言われていますが
これは正式な病名ではありません。→「適応障害」が、この症状の病名
環境に適応できずに、やる気が出ず、食欲不振や睡眠障害などの症状があります。
また、この適応障害は4月から新しい環境へ身を投じた
学生や新入社員だけに起こるのではありません。
新しい環境に適応できないという場面は
転職や退職、結婚や引越しと様々な機会に訪れます。
※適応障害がひどくなり、
憂うつ気分、興味・関心の喪失や食欲の低下
不眠などが2週間以上続く場合は、
うつ病と診断される可能性が高いため、早期ケアの必要性があります。
医療機関へご相談してみてくださいね。
うつ病の予防と対策には睡眠をとることが効果的であるとも言われていますが
【質の高い睡眠】をとることによって
① 脳と体の疲れを取る
②ストレスの解消
③体の成長や老化の防止
④記憶の定着・学習効果の効率化
私たちは起きているときに、海馬で記憶しますが、
これは短期記憶であり、記憶が定着しません。
そのため、長期記憶として定着させるために
海馬→大脳へ記憶を移す作業をします。
それが睡眠中に行われるのです。
この2段階のプロセスを経て、記憶が定着していきます。
楽しい記憶や笑えることの大切さ
楽しいことや、笑えることは
自律神経の副交感神経が優位になり、血圧や脈拍が下がり、胃腸も活発になります。
また、ストレスホルモンのコルチゾールやアドレナリンが減少
免疫力が高まり、疲労感がとれるといわれています。
普段から楽しい思い出や経験をすることが
心が健やかであることにも繋がりますよ。
心に負荷をかけすぎることを整理整頓し
GW後半はある程度、リラックスすることも心掛けて
5月病といわれている適応障害にならないように気を付けてくださいね。
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