こんにちは。


先週OAされました
NHK Eテレ『Rの法則』で”性格ブス”につきまして解説をさせて頂きました。
この場をお借りしまして
少し補足をさせて頂きますね。


※全てはお伝えできませんが、一部補足させて頂きます。


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思春期の女の子たちが
『私って性格ブスだな。。。』と
思ってしまうこと
ついやってしまうこと。


皆さんも身に覚えがあるかと思います。



10代の女の子は発達心理学における青年期
(13歳~19歳くらいまでの思春期)
性的成熟、急激な身体的変化
内省的傾向が見られたり
自我意識、社会的意識の発達がみられる時期。


そして
自分は一体何を考え
何を大切にし、どう在りたいのか?
「自分さがし」の時期でもあります。
この時期に様々な経験をすることが大切。


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・自分はどんな人間?
・自分はどんな性格?
・自分は一体何者なの?
・自分は 何をやりたいの?
・自分はどんな学校に進学するの?
・自分は将来、どんな職業につきたいの?


自分が誰なのかを知り
自我同一性(アイデンティティ)を確立させるのです。


自分さがしのために
色々と動き回ります。
そして、様々な経験を積みます。



勉強、部活、恋愛、、遊び、けんか
実際に自分自身で体験しながら
自分と言う人間を見つけていくのです。


その中の一つとして
『性格ブス』なことをしてしまう経験も大切なこと。

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ただし、あまりやりすぎも要注意です。。。
お友だちと築き上げた信頼関係を失うことに
なってしまうかもしれません。



気持ちが揺れ動く時期
不安感が強いために
ついやってしまう行動についてお話を



【不安感が強すぎるためのマーキング】
自分の縄張りを他人に示す、自分を大きく見せるための行動
『性格ブス』なことをし、相手の出方を様子みている 
⇒ 一種の試し行動 
⇒ 自分を受け入れてくれる相手か?の確認作業

特に女性は「精神的ものたりなさ」に対して敏感
共感性や肯定感
自己愛を満たすために不安定な行動に出てしまう。
※  承認欲求を満たすための行動であるが衝動的に動いてしまうため
  逆効果になってしまうこともある。(物事をロジックに考えられない)


【女の子特有の感覚】

女性は思考と感情が連動しやすい生き物です。
物事を自分の生理的感覚を価値判断に結び付けてしまうことも。
(感覚的に快、不快で判断してしまう)
青年期(思春期)の不安・いらだち・反抗など
精神の動揺 も影響し
「女の子」「思春期」が一緒になることで「性格ブス」が生み出されてしまう傾向がある。



【自我が確立していない】
自我が確立していないため、不安定な状態
⇒心の中に溜め込んで鬱積した不満の感情が爆発してしまう


自信がなく、劣等感を抱き自己評価が低い
自分を低くするような行動に出ることで
「こんな自分だから仕方ない」と言い訳をし
逃げてしまっていることもいえる


また、逆に
自己顕示欲が強いタイプもいる
自己顕示欲を満たすために
妥協や努力をせず、物事を自分の感情で簡単にコントロールしようとする。
※根底には自信のなさが隠れている


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番組の中でのある事例
好きな男の子が他の女の子を気に入っていることを
知ったとき
ついその女の子を悪く言ってしまったという事例がありました。


そのことについて補足です。


好きな男の子が気に入っている女の子だからこそ
その女の子を認め、褒めてあげましょう。


相手を認めてあげることができる女性は心にゆとりがあり
男性は安心感を持ちます。
しかし、言い方、伝え方、話し方によっては
男性は鵜呑みにしてしまいますので


勢いよく褒めちぎってしまうこと ⇒ ×
「可愛いよね~!!」「スタイルいいよね~」「最高だよね~」


語尾を濁すような、しおらしい奥ゆかしい言い方 ⇒ ○
(目線や仕草、態度、表情、声の大きさなども奥ゆかしく)
「可愛い女の子だと思うよ。。。」
「ステキだよね。。。」
「優しい子だよ。。。」


そして、男性(特に男子高校生)ははっきりとしたことを伝えないとわかって
くれない傾向がありますので


相手の女の子を認めたあとで。。。
「私に彼ができないのは○○くんのせいかもね。」
と。。。
意味あり!?なメッセージを伝えることも。。。笑



※ あくまでも人の感情や心を無理やりコントロールすることはできません
相手の男性の気になる存在になることから始まります。