こんにちは。
小高千枝です。


ベネッセさん関係のお仕事で
働くママへ向けたお子さんとの向き合い・子育ての仕方について
取材がございました。


幼稚園教諭時代の経験と。。。
人事、キャリアカウンセラー、心理カウンセラー、メンタルトレーナー
としての経験を活かしいながらお話をさせて頂きました。


お子さまとの向き合いにおいて
どうしても感情的になってしまったり
押し付けてしまうことがございます。



ただ、お子さんは同じ兄弟・姉妹であっても1人1人の「個」は違います。
個人差があり、伸び方も違う



それぞれの性格やペースを把握する中で、メリハリをもって接すること
子どもの興味・関心あることに対して
積極的に日常に取り入れる・言葉掛けをすることが大事です。


大人が願うような
全ての分野が均一に成長するということはありません・笑
そのことを念頭においてくださいね。



この時期はお子さまたちの受験のことで
働くお母さまたちからのご相談が増えます。
「子どもの気持ちがわからない」
「私がこれだけやってあげているのに。。。」
「やる気がないみたいで。。。」
など



お子さまの意欲に対するご相談も多いです。
お子さまの意欲を育てるためには
そもそもお子さまが自分自身を「信頼」しているか?が大事
何かに関心をもったときにそのことを成し遂げることができるのか?
そうした信頼感が大切になります。



どんな些細なことであっても「自分の力で乗り越えた」という
意識の芽生えを大切にしてあげてくださいね。



自分が他人から見守れているか?という安心感や
他者への信頼感も心のオアシスになります。
失敗をしても試行錯誤しながら何度も挑戦し
乗り越えるための安心できる存在は大きいです。



成長や挑戦することを恐れず前進する勇気が培われるのです。




次に「思いやり」について。。。
日本では「思いやり」は共感性の発達と言われております。



乳幼児期に感情を豊かに表出すること
大人に受容され情緒が安定することなどで育まれる「思いやり」



家族や友だちと一緒にいることが楽しい
皆で一緒に何かをする・作り上げることが嬉しい
という仲間意識や
集団における心地よさを感じさせることで
相手の気持ちを感じ取れるようにもなります。



勿論、いたずらやわざと悪いことをするなど
”試し行動”をすることももあると思いますが
成長の段階において必要な経験。
迷惑となる行為に対しては
親の感情に任せて叱るのではなく
理由を告げた中で
どうしてやってしまったのか?どうするべきだったのか?
などもその都度話し合うようにしましょう。



お仕事をされている女性は子育てにおいて「大変」と
感じてしまうことも無理はありません。
疲れますよね。。。大変だと本当に思います。



よくわかりますよ。
私は子どもはおりませんが
アラフォー世代で子育てをすることは気力・体力ともに
”しんどい”ということ
わかります。。。



ただ、頑張っているご自身を認めてもらいたいですよね。
女性は共感性や同調性を大切にする生き物。
どうしても、子育てにも積極的に取り組むからこそ
承認欲求や親和欲求も満たされたい気持ちになってしまいます。
そして、お子さまたちは育児書通りにはいきません。
マニュアル通りにしても正解は出てきません。
子どもを育てながら自分なりの
その子なりの子育て感覚を会得していってくださいね。



また、育児は評価されにくいものです。
特にお仕事をされている女性は
社会での活躍することでの評価や給与への反映など
「形」としてわかる点が多く
「自分」の評価のため
自分でコントロールをすれば何とかなります。



ただ、子どもはコントロールしようと思っても
別の人格を持っています。
そして物事が起こるタイミングも常に一定であるとは限りません。
たえず手をとられることでストレスも溜まるでしょう。



苦労や悩みなども
なかなか相談しにくいことなどあるかと思いますが、
気軽に相談できる相手をリスク分散で複数見出し
自分のメンタルバランスも整えながら
お子さまの発達・成長に新たな発見の喜びを感じてくださいね。
子育てをしながら自信と自己成長へとつなげて欲しいです。



子どもの全てを理解し
全て管理しようとせず
失敗も楽しみながら
子育てとともに
人として女性としての成長も楽しんでください!!