受験の思い出 ブログネタ:受験の思い出 参加中

こんにちは♪
心理カウンセラーの伊藤千枝です★  


受験シーズンですね。。。
大学や短大、専門学校って
高校生までの頃とは違い
社会に交わる前の大事な時間を過ごす
「大人一歩手前」の時期だと思います。


受験で全てが決まるというわけでもありません。


人生の中の一つの経験として。。。
4月からの生き方を納得できるものとして迎えることが
出来るように頑張ってくださいね。


私の受験の思い出。。。

私は大学受験を失敗しました。


正直、幼稚園~高校まではそれなりに「いい学校」
に入り、歩んで来たのですが


大学受験では
滑り止めの短大にしか受からず
浪人もする気持ちになれず
自分の思い描いていた
「花の学生大生」が崩れ落ちた瞬間を
今でも思い出します。


何で落ちたのか?


当時は色々なことを言い訳にして来ました。


今、思い出すと笑っちゃいますけどね。。。


(*゚ー゚)ゞ


進学校である高校へ入り、
その学校の中でも理系の一番いいクラスにいました。
そこでまずは溺れていたんです。
いいクラスだからって努力をしなければ意味がありません。


それなりに努力をしていた「つもり」ではあったのですが
私は天才ではありません。
努力をしなければ落ちぶれてしまうことも
わかっています。

ただ、出来る友だちの中にいる自分に浸り
そして、自分も「出来る気分」でいたんだと思います。


勿論、出来る人と一緒にいると自分自身が高まります。
その感覚は今でも根付いていますが
感覚だけではなくそこに「努力」がつかないと
いけなかったんですよね。


受験勉強の時は朝早く学校へ行って
図書室で授業が始まる前まで勉強をしていました。
ただ、いつしか。。。
そうやって早く学校へ行く自分に酔っていただけに
なっていたような気もするんです。


受験に失敗して
晴れやかな気持ちになれないまま高校の卒業式
そして、短大の入学式。。。


どこかに常に引け目を感じながら
評価を気にし。。。
そして、「花の学生生活」とは程遠い授業の多さに
自分の存在価値を見出せずに学生生活を
送っていたような気がします。


何でこんな学校に入ってしまったんだろう。
何でもっと努力が出来なかったんだろう。


日々、後悔後悔後悔。。。
女々しいですね。。。


高校生~短大生までの自分は何処かに
封印していました。
「受験」に失敗した!!!
という感覚が強く、あまり話したくないことで
あったんです。


学生時代は
それなりに馬鹿なこともやってそれなりに
表面的に楽しんではいましたが
正直、心から楽しめていませんでした。


「楽しんでいる風」な自分を演じていた。


ただ、今になって思うんです。
その時に今まで温室育ちだった自分を律するための
経験だったのかな。。。って


すごく表面的なことだけに囚われて
人の目を気にして。。。
自分自身に素直になっていない。
誰かのせいにして逃げようとしていた自分。
「私はこんなところにいるべきではない」という横柄な感覚。


その経験があるからこそ
今の自分があることへの意味は生きている中で
強く感じています。


自分では努力していたつもりでも
何処かに甘えがあって、「何とかなるだろう」
と思っていた。


確かに本当に努力をしたり、思いを強く持っているもの
に対しては「ここまで頑張った何とかなるだろう」
と思うと何とかなってしまう。


ただ、他力本願で自分の本当の姿を知らず
浅はかな憧れだけでは
「何とかなるだろう」では何も生まれない。


私は幼稚園教諭、秘書、心理カウンセラーと
異色な業界で経験をつみながら
「メンタルサポート」という共通点を見出して
ここまで来ました。


きっと自分のやりたいこと、自分の中での幸せ
自分らしい生き方、心の満足度を
その都度みつめなおし、地に足つけて徐々に
階段をのぼって来たから出会えた自分の生き方
なのかと。。。


表面的な憧れはもってもいいと思います。


ただ、実現化するためには自分なりの努力が
必要であるということ。


その根底には
自分を知り、自分を好きになる
ということ。


受験は一つの大きな経験であり、人生の転機です。
希望の学校に合格をすることが勿論一番ですが
合格しなかったとしても、等身大の自分を受け止め
リスタートすることで人生はいくらでもやり直せる。


私は自分の経験からも強く皆さんにメッセージを
送りたいです。