モラルハラスメント

精神的な暴力、嫌がらせのこと。「モラハラ」

フランスの精神科医、マリー・フランス・イルゴイエンヌが提唱した造語。
外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等に
よって行われる精神的な暴力は、見えづらいため長い間潜在的なもの
として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により知られるようになる。

精神的暴力のため対象範囲は広く、以下のような事例もモラルハラスメント
の範疇となる。

●セクシャルハラスメント

●パワーハラスメント

●アカデミックハラスメント

●日勤教育

●ドメスティック・バイオレンス(domestic violence DVと略すことも)

●校内暴力 (スクールバイオレンス  スクールDVと略すことも)

(参考:ウィキペディアより)



モラハラの被害にあった女性とお話をする機会が多い

日常の何気ない積み重ねから彼女達は「自分」という人間性を
失いかけている。

重い人は自分の感情すらわからない。
泣いていいのか笑っていいのか。喜怒哀楽すら忘れてしまう。


相手の男性からの言動によって「駄目人間」のレッテルを貼られる
駄目人間としての自分を受け入れざるおえない状況へ追い込まれる

そして、更に巧みに「お前が悪い。俺は被害者だ」と加害者である
男性から常に言いくるめられ

「私が悪いんだ」

という感情を植えつけられることで、自己否定に陥る。
彼女たちが自分を責め続ける限り、その問題は他人には
気付かれにくく、助けを求めようとしても

「私の我侭?私の我慢が足りない?」

とう気持ちが心の叫びにストップをかけてしまう。

そして、加害者である男性からの支配欲から抜け出すことが
出来ず、嫉妬心や独占欲の強さから発せられる

「駄目なお前には俺がいないと駄目なんだ」

という巧みなメッセージにコントロールされ
彼女達が自ら変わる意識が芽生えない限り支配され続ける

優しい手


こうやって。。。
「自分は駄目なんだ」とマインドコントロールされることで
彼女たちは自らの感情や価値観を捨て始めてしまう。

自分が自分で無い状態に変に安心感や心地よさを感じてしまう。

でも、「あなたの人生。あなたが生きるべき道は何処にありますか?」
そこに縛られ続け、幸福感があるのであればそれでいいのかもしれない
でもその支配からより早く脱出して欲しい。。。

モラルハラスメントをする男性は自分がモラハラをしているなんて
思ってもいない。彼等の心を変えることはとうてい不可能。

我侭でもなく、駄目な人間でもなく、勝手な人間でもない
苦しんでいる気持ちと向き合い、自分がどうしたら自分らしく
生きられるのかを悩んだ時に縛られた心を解放してあげて欲しい



彼女たちと話していると、
まず主語を「彼」にして話す。
心が全て支配されているために彼の気持ちや目線で話してしまう。

ただ、回復が見られてくると
主語が「私」に変わってくる。

自分の気持ちを素直に表現してもいいんだ。。。
自分らしく生きていいんだ。。。

と自分を許し、認めてあげることからやっと一歩が踏み出せる。
時間は掛かるけど、それでも彼女達が自分を守る大切さを理解して
くれる日を迎えることが出来た時。

本当に嬉しく感じる。



「自分らしさ」を躊躇せずに言えるようになるまで私は共に戦う



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【どんな人が。。。モラハラをするのか】
自己愛性人格障害(自分のことにしか関心が無く、特別な存在
だと思いこむ)の傾向がある人物は、モラルハラスメントの加害者
となりやすい。

加害者となった場合、自分が精神的な暴力をふるっているという
自覚はなく、そのため是正が難しい。
待遇は良くても生産性の改善が難しく長時間労働を強いられる職場
において問題となりやすい。


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