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今回は相棒と冬キャンに挑戦したいと思います。
冬キャンというと極寒の雪中キャンプとか最低気温がマイナス○○℃などの過酷な状況を思い浮かべますが、私、そこまでストイックではありませんので比較的温暖な湯河原にある、湯河原温泉神谷キャンプ場にやってまいりました。
まずは、食材調達からスタートしますが、キャンプの食材は地産地消を基本としているので、OKストアとか業務スーパーなどの広域店は極力避けることにし、温泉街のはずれにあった小田原百貨店「Pantry」という地元っぽいお店で買うことにしました。
しかしこのスーパー、何とかグループのチェーン店らしく、我が家のそばの「たまや」と同じ品ぞろえで、期待していた地元の魚介類や野菜などはありませんでした。
適当にツマミになりそうなものを選び、メインディッシュのクリームシチューの材料を仕入れました。
なぜ、クリームシチューかというと私が応援しているYouTuberがキャンプで作っていて、とても旨そうだったからです。
キャンプの食材購入ですが、食欲のおもむくまま、あれもこれもとカゴに入れていくと、お酒込みとは言えいつも結構な金額になってしまいます。
こんなところで一月分の食費をやり繰りし、栄養を考え日々買い物をしている主婦の苦労に気付かされたりします。
「キャンプ飯はうまい」なんていうと「あんたみたいにお金掛ければ、おいしくて当たり前」「いつもいくらでご飯作っていると思ってんの？」と厳しいご指摘を受けてしまいますが、食べたいものを自分で作って外で食べるのがキャンプの一番の楽しみなんで、ご理解のほどよろしくお願いします。
今日のランチはナオキシェフによる、牡蠣入り上海焼そばです。
華麗な手さばきと調理へのこだわりは動画のほうでご覧ください。
炎を操る魔法使い？
今宵は14番目の月が白く輝いております。
「つぎの夜から～ かける満月より 14番目の月が一番好き～♪」とユーミンは言っておりますが、私が好きなのは三日目の月です。
三日月はそれほど明るくないので星と一緒に見ることができます。
両端がカリカリにとんがって刃物のような月と、オレンジや白銀に輝く恒星が無数に散らばる夜空が美しいからです。
でも、月明かりに照らされた山の景色は嫌いではありません。
照明のない山中にいると月の光の明るさに驚かされます。
地面にくっきりと影が写り、本が読める程の照度です。
昔の人はこの光の下で何をしていたのでしょうかね～
今を生きる我々は、月の輝く冬空のもとシチューを作って行きます。
牛肉、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、明るいうちに、刻んでおいたので調理はスムーズです。
出来上がりはこちら フランスパンを焚火で焼きながら一緒にいただきます。「旨し」
今回は前回の反省を活かし、ちゃんとお湯割りにして焼酎をいただきました。
冬はこれに限る！体が中からあたたまります。
東から上ったオリオン座が西の森陰に沈んできましたので、そろそろ寝ることに。
ここは、電源付きサイトだったので電気毛布を買っていきました。
ポタ電でも使えるように、40Wのものにしましたがノジマ電機で2600円くらいでした。
「やす～い！」 おかげでぬくぬく快眠できました。
これでこの先行くであろう、極寒の長野車中泊も安心です。
こちらのキャンプ場、良い意味でちょっとかわっております。
管理棟がオーナーのもと自宅のようで、キッチン、居間、風呂(温泉）、ランドリー、ダイニングと生活に必要な設備がそろっており、風呂（有料￥780）以外は自由にお使いくださいというスタイルです。
管理棟前の芝生サイトなど、実家のお爺ちゃんちの庭先のよう。
鍋、釜、食器、電子レンジ、石油ストーブなんでもありで、更に装備が不十分で寒くて夜眠れないとか、天気が悪くなったりしたときは、自由にこの家の居間ですごしても良いとの事です。
この日もお父さんと息子が庭先でキャンプしていましたが、子供連れや初心者のお試しキャンプには安心して使えるキャンプ場だと思います。
とても助かったのがこれです。
外の洗い場でもお湯が使える、しかも天然温泉です。
寒い朝、これがなければ汚れた食器はそのまま持ち帰るところでしたが、焚き火台までしっかり洗えました。
食器類は室内で洗います。
そして、ここのお風呂がGood！ 最初その気はなかったのですが相棒が、風呂に入るだけにでも来る価値があると絶賛するので入ってみました。
見た目は昔の家庭風呂のようですが、ここは湯河原温泉の源泉で、加水なしのかけ流し24時間入浴OK。
いつでもお風呂が沸いているのはいいですね～
湯温は少し高めで、テントで一夜過ごし冷え気味の体に染みわたりましたよ～！
夜では湯冷めしてしまうので、朝風呂に入れるというのは良いですな～
テントをたたんで撤収です。
お陰様で、真冬のキャンプ快適に過ごせました。
では、またの機会に～
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