



このアルミ製のジップロック、
これ自体は通常、¥200~300で売られているジップロックです
なんで YBI のステッカー貼ってあるの
そう思いますよね…
ところが、これが凄いんです
今のところ、このジップロック最強です
【 だから、何が凄いのよ 』
まずこれをご覧ください。
スーパーで売っている冷凍の牛肉です。
この牛肉がいったいどのような冷凍をされたのかは不明ですので、
正式な検証は、加藤牛肉店の社長に、生の肉を切って貰ってからにしますが…
今日は、このジップロックの凄さをまずご覧ください。
まず、ジップの中に500ccの水道水と5gの塩を入れて
1%の食塩水を作ります
その中にカチカチに凍ったスーパーのお肉をラップを剥がして
直接放り込みます
取りだした牛肉は、しっとりとしていて、到底一度凍らせた肉とは思えない程の状態です
通常この300gのステーキを水で解凍する場合、今の時期ですと、
30分以上かかってしまいます…
E-FORCE の発する微弱なマイクロ波が、中の肉に照射されるため、
約8分で、溶けてしまいます。
前にも一度触れたのですが、
食物(野菜も肉も魚も)生のモノを凍らせる場合、0℃から-10°までを、
いかに速く凍らせるか…
が最も重要なことなんです
全ての生の細胞には水分が含まれていて、
この温度帯をゆっくりと過ぎてゆく普通の家庭用の冷凍庫等では、
水がゆっくりこの温度帯を過ぎると膨張率が高く、
通常20ミクロン~30ミクロンの細胞のなかに100ミクロンの氷の結晶ができて、
細胞に穴をあけて、水分以外の旨味成分や、
他の栄養素までをも、ドリップとして、吐き出してしまいます
そんな理由で、一般的には、
冷凍・解凍することによって、パサパサの美味しくない食材となってしまいます。
試しに、スーパーで売ってるお刺身を家の冷凍庫で、凍らせて、
解凍して、食べてみてください。
刺身のツマはドリップだらけで、血アイがついて、お刺身はパサパサで、食べれたもんではありません
ようはいかに、1℃~マイナス10℃を速く通過できるか…
ここがあっという間に過ぎれば、膨張しないで、細胞は壊れない…
この温度帯を圧倒的な速さで、細胞が破壊される前に瞬間冷凍してしまう…
これが、生鮮品を冷凍する場合の最大のコツと言われています。
現に、マグロ船などは、マイナス60℃まで下がる強力な冷凍庫をつい最近までは、
積んでいました(最近は、酸化を防ぐために、窒素の入った氷で、凍らせず
チルド状態で、持ってくるそうです
(まぁ今回の話題では関係はないのですが…)
冷凍技術にはいろんな方法があり、
臓器移植等で使われている、液体窒素が一番速く、
液化炭酸ガス・アルコール冷凍・トンネル冷凍などなど・・・、
様々な冷凍の機械が存在します。
これらの機械ですと…
先ほどの温度帯があっという間に過ぎますので、
旨味のまじったドリップは少なくとも冷凍時点では、殆ど、発生しません…
まあ、でも機材が高額すぎて、
食材の鮮度に拘る大型店しか持てないのが現状です。
冷凍したものは、解凍しなければ、食べれません…
解凍する場合、氷水につけてゆっくり解凍したり、
薄いモノであれば、電子レンジ(マイクロ波)を数秒単位で、あてて
解凍できますが、大きな…たとえば高価なマグロの塊などを解凍する場合、
氷水につけて、何時間もかけてゆっくり温度を下げて解凍していく…
というのが、大きなホテルのレストランなどでは、通常作業となっています。
電子レンジは水には作用しますが、氷には作用しません
ですから、大きな塊は、表面だけが、溶けてきますが中は冷たく凍ったまま…
中まで解凍しようとしたら、
外側の温度があがって、細菌が繁殖してしまいます。
実際、ショックフリーザーなどでドリップを極力抑えて冷凍した食材を、解凍するのが最も大変な作業なんです
景気のいい時期40人以上いた某有名ホテルの調理場も、
人件費の節約で、半分の20名で、廻しているいるのが現状らしいです。
そんなに人手を節約している中で、
解凍に一人張りつかせてるわけにはいきません
そんな現状で、
この解凍ジップロックがでてきたらどうなんでしょう
それは、とんでもないことです…
いったいどんな技術で、このジップロックは解凍を短時間にしてるのでしょう…
CAS冷凍という似たような技術がございますが、
食材に微弱な電磁場(磁場)をあてて、細胞内の水分に振動をあたえながら、
過冷却状態にしてから、瞬間に凍らせてしまう技術です。
カキやホタテなどの通常ドリップが抑えられずに
冷凍が無理とされていた細胞の繊細な食材に、
適したかなり高額な冷凍機材です。
まぁ、それでもウニは溶けてしまいますが…
簡単に説明すると…
10℃の水と、60℃のお湯は、
同じ冷凍庫に入れた場合、どちらが速く凍るでしょう
といった問題に、
おそらく殆どの人が【10℃に決まってるじゃん…】ていいますよねでも正解は、60℃のお湯の方が速く凍ります
これを、ムぺンバ効果といいますが、ここは大事なので理解してください
水が凍るということは、水分子の振動が止まる…
ことを意味します。
10℃の水より、60℃のお湯の方が、分子の振動は大きいのですが、その振動が大きければ大きいほど、止まる時はいっぺんに止まってしまうのです
まさに、このCAS冷凍庫は、このムぺンバ効果を利用して、
水の結晶化を抑えてドリップを抑えて冷凍する…
でもね…
CAS冷凍庫なんて、何千万もするんです…
普通の家庭や、小さな小料理屋さんは持つことなんてできませんそこで、このYBIの解凍ジップロックなんです
E-FORCEはなんの電力も使わずに、
自然のエネルギー変換によって、磁場よりも身体に良い、
マイクロ波によって、ムぺンバ効果を発生させて冷凍・解凍を完璧にしてしまいます
CAS冷凍でも無理だった、ウニの冷凍・解凍まで、可能なんです
ウニの冷凍・解凍ができたら…不可能な食材なんてありません
声を大きくして言います
現在、世界中で、ウニを冷凍し解凍して、身が溶けない技術は、E-FORCE/Technologyしかないんです
この解凍ジップロックは、
解凍用と冷凍用が、ございます…
でも、今のところ、一般の方に売ることはないと思います…
調理師免許をもって、お店を経営してる方に限定で販売していくと思います…
なんで

って、思われますよね

でも、こんなのが家庭に出回って、
少し料理にうるさい素人の手に簡単に入ったら…
困るお店がいっぱいでてくるからです。
それこそ、誰も幸せになれません…
プロがこのジップを手にすることで、
安価な状態で仕入れた食材を
最高の状態でお客様に出せる…
お客様は、今まで、高級料亭でしか味わえないような新鮮な食材が、
近所の小料理屋さんで、味わえる…
まずは、それからです

長くなりました…
最後まで読んで頂きありがとうございます。