ことの始まりは、息子誕生から数ヶ月経った今年の春のこと。
ある日ふと、思い立ったのです。
「あれ?育休中に家探しをしとかないとダメじゃないか?働きながら子育てしながら家探しとか、無理ゲーじゃないか?」
と。(「それまで深く考えてこなかったのかよ!」な点はどうか触れないでください)
そう。
思い立ったが吉日、ヨメ子はせっせと今の賃貸の近所の物件について調べ始めました。
何せ今の賃貸は、
・夫婦ともに通勤30分程度
・ヨメ子の実家が近い(保育園の送り迎えも頼める)
・利便性が高い
・っていうか不満がない
と、(ヨメ子的には)この上ない好条件
何より、出不精ヨメ子にとってここは地元。
勝手知ったる地元にいれば、ストレスフリーな生活が待っている‼︎
しかし、当然ながら問題はありました。
そう、それは
とにかくお値段が高いこと
この地域では致し方ないのですが、例えば延べ床面積30坪の一戸建ては6000万〜8000万
(※注文住宅ではなく、建売の話です)
マンションも同じくらい高く、それを買うとなると、夫婦2人で定年まで必死で働かないとムリムリな金額(ていうかそれでも無理?)
これには他県出身のダンナさん、ドン引き
もちろん家を狭くすれば買えないこともないのですが、狭い狭い土地に細く細く3階建て…というのが、ダンナさん的にはどうにもこうにも受け入れ難いよう。
(ダンナさんはでっかい土地に平屋の家でのびのびと育った御方)
ヨメ子的にも、ただでさえ大きいダンナさんに、いずれ同じくらい大きくなる可能性を秘めた息子くんのことを思うと、家の広さはやはり確保したい。快適に暮らして欲しい。
というわけで、
「この辺では無理だな…」
とスッパリ諦めがつき。
「よし、じゃあもっと土地価格の安い隣の自治体へ行こう‼︎」
と、我々は未知の町へ繰り出したのです。