ニューストピックスのタイトルで
「何がセクハラだよボケ!」という
口汚い反論の言葉が目に入りました。
出版社の、有名な編集者の台詞らしい。
セクハラなんてしてない、自意識過剰な女の勘違いだ
と、言いたいのかな?
それはお前が決めることではない!
ハラスメントは被害者が不快に思った時点でハラスメントになる。
加害者がセクハラのつもりが無くても、相手が不快に思えばセクハラ。なんで編集の仕事に携わる人間がそんなことも理解してないのか。
残念なことに、
社会的評価や地位の高い人、高学歴の人ほど
ハラスメントをしておきながら自分は何もしてないのに言いがかりを付けられたと怒り出し、
立場を利用して被害者を徹底的に潰しにかかる。
それは世界共通。
だけどセクハラに関しては特に
日本人の男性は自覚が無く日常的に行い、それが卑劣な嫌がらせであることに気づかず
気さくにコミュニケーションを取っているつもりで、何なら場を和ます気遣いだとすら思ってることすらある。
彼らは
年上で先輩の男性に
後ろからいきなり両肩に手を置かれて
「頑張ってるか~」と声を掛けられた時の
女性の恐怖を、想像出来ない。
定年退職後のシルバー人材の人にそれをやられると、ゾワッと鳥肌が立っても「古い価値観のじいさんのすることだ」と諦めはつくが、
比較的若く、意識高い系のコメンテーターもやってる博識な編集者がセクハラの定義を理解するつもりも無いのは、終わってる。
別に私はフェミニストとかじゃない。が、
男が女性を「同じ人間であり心がある」存在だと思ってないのが丸わかりな時は
激しく腹が立つ。
お前と同じ、自尊心がある。人間の尊厳が女には無いとでも思ってるのか?
男が得意なこと、女が得意なことは確かに違う。だけど適材適所は個人の得手不得手であって男だから女だからで決めることじゃない。
同じように女が不快だと思うことを男だからやっていいなんてことはないし、
男が「お前なんかにセクハラする訳ないだろ」はセクハラ。
ちなみに
私は…とっても不注意で自分をセクハラを無意識にしちゃう人間だと思ってる。
で、相手のリアクションを見たら気付く。私、やっちまったなと。
それは謝罪すべきことだし反省すべきこと。
だから相手が不快だと思ったら私は謝るよ。
男性だってセクハラ被害者にはなる。
特に好意を寄せてない男性に「鍛え始めたんだね、筋肉付いてきた?」という何気ない私の言葉が、相手からしたら「興味の無い女性からプライベートを探られて不快」
と思われたら私は加害者だ。
ただの同僚男性に「彼氏出来たの?」と聞かれたのが気持ち悪いと思ったらセクハラをされたってこと。
「おはよう!」と肩をポンとやられただけでも嫌だったらセクハラ。
関係性が親しい友人や仲間であればそれはコミュニケーション。
つまり、編集者に被害を受けた方は
その編集者から親しげにコミュニケーションをはかられるのが心底いやだと思ったから
セクハラだと指摘したんだ。
なぜそれが分からない?
なぜ反省しない?なぜ謝罪しない?
我慢の限度を超えてなければ
セクハラだと言われたりはしないのに。