を、割とぼんやり見ていました。
一生くんが異常に不自然なので違和感バキバキだけど動物行動学は好きだから見ている。
ただ、
障害者扱いだなー…
という所は嫌。みんなと同じように出来ない、つまり発達障害は医学的に言う「障害」じゃないのですが。
集団行動を基本とする社会において集団行動が苦もなく出来る大多数の人にとって、個性がある脳(約10人に1人の割合い)の人は一般生活の歩を乱す障害となる、って理由で名付けられたんだと思っている。
だから歯医者の先生が言った
「遅れるなら連絡する等どうして当たり前のことが出来ないんですか!私、間違ったこと言ってませんよね!」
みたいな叱責は日常的に言われますよね。
確かに大多数の行動パターンとは異なるので結果的に迷惑をかけてしまっているのだけど
難しいのはこの”どうして”という言葉。
どうしてと言われたからどうしてだろう?と考えていたら
「どうして黙ってるの?何とか言いなさいよ」とか言われてしまう。
どうしてと問われるから説明が出来るべきなんだろうと思って一所懸命に考えるのだけど、
それ、実は謝罪を求める台詞なんだと知ったのは数年前でした(^^;;
それを、大多数の人は最初から知ってるんだよね、普通は謝罪せよと言われてるんだと察知出来るんだ~…
私は言葉通りにしか受け止められないから、怒ってるのは分かるけど何を求められているのかは分からない。
年齢重ねて経験が積み重なって理解したけど今も、その場では分からない。
そして”どうして”の答えなど無い。
一生くん(あいかわ先生)が打ちひしがれる樫ノ木先生の激ギレ、
「迷惑なんだよ!」
似たような状態は数年おきぐらいになります。「消えて欲しい」とストレートに言ってしまった樫ノ木先生パターンと、いつの間にか周囲を巻き込んで集団で嫌がらせなどして実力行使するパターンがありますが、
私の場合は圧倒的に後者が多いです。
どっちにしても辛さは同じで「お望み通り跡形もなく消えてなくなりたい」
楽しかったり好きだったりした場所や相手ほど、このパターンで失うよ。その繰り返しにより、私には”リセット癖”が身につきました。
今まで知り合った皆さん永久にさようなら&はじめまして誰とも仲良くは出来ませんが。
血縁も、これで終生お別れ致しました。
で、ドラマでは鮫島教授が樫ノ木先生の言い分を「あいかわ先生のせいにしている」と否定しましたが、私はそうは思わないです。
言い方こそストレート過ぎてキツいけど樫ノ木先生の言い分は一般的だと。出る杭は打たれなければならないし1人だけ特別扱いは癇に障る、素直な意見でした。
私もあいかわ先生はズルいと思うもん。優秀な頭脳と集中力の持ち主だからルールからハズれていても大目に見られ、むしろ褒められ、理解者が沢山。同じ個性を持っていても優秀じゃない場合は叱責され排斥され孤立するのに。
どちらも本人が狙ってそうなったわけではないので…そう生まれついただけなので、どうにも出来ない。
1つ、
空気が読めない私でも、自分にとって凄く大事な人の機嫌は察知出来ます。
あいかわ先生が樫ノ木先生と仲良くしたかったのは度重なる「どうして離婚したんですか?」で分かっていましたが、
本当に仲良くなりたかったなら私の場合は
樫ノ木先生が悶々と悩んでいた時に一方的に喋り続けてガン切れされ当たり散らされるということだけは回避出来たな。
どのみち後日に同じようなことをやんわり言われて結果は同じことだろうけど。
ドラマだなー、過剰に無垢な人物を描いていたけど集団行動が出来ない=精神がピュアなわけじゃないからね。むしろ一番嫌いな人が自分だったりするから、ナナメやひねくれを通り越して諦めきって世捨て同然、な仲間が多いのじゃないかしらん。
自分のことはもう最低限でいいから、せめて他人の役に立って終わろう他人の迷惑になるだけの人生じゃなかったと思いたいから…と私は考えてます。
今の「世界に一つだけの花」的な「個性こそ利点」と言いつつ同調圧力優位の社会で、このドラマは美しく描かれていて癒し要素は多かったですが、
悪目立ちばかりしてきた人間としては、グサッとくる”思い当たる場面”だらけで毎回フラッシュバック記憶に傷付いてしまいました。
それでも最後まで見たのは、歯医者さんが理解者に変わっていくのが救いだったので。恋でめでたしにならなかったのが唯一リアルな点、
そこが良かったな。