海賊とよばれた男 | 罪なやつら

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重度睡眠障害のAD/HD。記憶が保てないため、エンタメの感想と、少しでも楽に生きる日々を記録。
推しを嬉しくを楽しむ日々が続きますように。

日章丸の名前だけ史実で、他は別名にしたの何で?
「海賊と呼ばれた男」がTV放送されたのを見て、いろんな違和感はあるのよ。
元々の百田尚樹作品はちょっと抵抗があって読まなかったので、映画なら見てみようと思って。

映画の感想では無いんだけど。
私が育った家には出光佐三さん関連の書籍は一通り揃ってて、私の記憶の中では子供の頃に何代目かは分からないけど日章丸の進水式に出たことあります。
そう言われたのでそうだと思ってるだけで別のタンカーという可能性もあるけど、出光のタンカーの進水式に行ってシャンパンボトルみたいなもの割らされた記憶。
父親が、映画の中で言うなら「店員」の1人だったので。
ギリ戦前生まれだし、2回転職してるから出光が大会社になってからの入社だと思う。
県内の輸送所とか支店とか転勤も多くて、定年真近の頃には身体も壊して、いわゆる高度成長期の企業戦士で、
定年まで、ほとんど娘と会話という会話をしたことが無いような父親。

私は自分の農村という住環境の中でスーツを着て背筋が真っ直ぐな人間が父親しかいなかったので
それだけの理由で父親は特別な存在に思っていた部分が多いんだけど
家庭人としては全く褒められた人間では無いと思う。

その父親が、定年退職した後も毎年、会社のオリジナルスケジュール帳を取り寄せ、会社愛わ全開にしていたこともあり、
身近に出光の関連書籍等があったこともあり、

キツい仕事量ではあったものの、社員を大事にする会社ではあったのだと理解していて
社長が末端の社員までもの忠誠を勝ち取れる人物像だったのだなと思っている。
ので、
なんかちょっと…
映画の中での社長(店主)の人物像と噛み合わない。
それほど社外に信用が無かったと思えないというか。

私らの世代は戦後に産まれた親を持ち、高度経済成長が熟した頃に生まれ、子供の頃にはもう車社会で
よく見る石油スタンドがじわじわと続々と日本名からカタカナ名に変わっていくのを見てて
その中で出光だけがずっと出光のままだったことを確かに知ってて。

だから個人的に
松下幸之助や本田宗一郎より出光佐三がヒーローだったりしたので
岡田准一が主演の大きい映画に取り上げられたのは嬉しい。しかし何かイメージは違う。
と、
複雑な心境になりました。

日章丸のイラン航海もあんなにスムーズで無かったことを知ってるしね。日英が戦争に発展しかねない衝突があって
イランが何故ずっと親日国家なのかも、その大変な戦いがあってイラン国民の餓死を免れた事実あってのこと。
ほんで、日本を永遠に占領国にさせない努力をした人の1人として
もうちょっと丁寧に描いて欲しかったと思う次第。