私たちが考えてる「お茶」とか「ティータイム」とは全く違う気がします。
まず、紅茶好きであるのは間違いない。
トルコは中央アジアと同じく「チャイ」と呼びますが、中央アジアのチャイとは違ってミルクを入れることはありません。
そしてアイスティーの概念もありません。お茶は温かいもの…いや、熱々であるべきもののようです。
そのチャイは、イギリスなどのものと違って、徹底的に茶葉からエキスを搾り取るような煮出し方をします。2段になったポットで蒸して煮出して渋くてもお構い無し。
それを飲む時に熱いお湯で割って、角砂糖をたっぷり。小さなガラスのチャイグラスに角砂糖を3個は入れます。
渋いお茶を甘くして飲むのが良いらしい。
このお茶を、少しでも裕福な人はどこでも誰にでも振る舞う習性があり、街中の歩道の至るところに木製の椅子とテーブルがあるのは、主に男性たちの井戸端会議用です。
↑そんなに雨が降らないのでキリムも出しっぱなし。
仕事がない人や割と若いうちにリタイアした人が木陰のテーブルでチャイを飲んでる姿をよく見ました。
彼らは酔っ払いのように話しかけてきますがw酔ってないので親切です。
↑絨毯詐欺のキャッチに早変わりすることもあるので注意は必要
そのチャイは大体は紅茶…ですが、
フルーツフレーバーのチャイもあって、一般的なのはエルマチャイ(エルマはりんご)とナーチャイ(ナーはざくろ)。
レストランで出るのは普通のチャイですが、女性に振る舞うのは圧倒的にフレーバーチャイのよう。そして、
後々気づいたんですが、エルマチャイの茶葉は紅茶じゃない!!!
気付かないのは、最初から甘いからwww
インスタントのチャイというものがあって、それは砂糖に煮出したお茶を染み込ませて乾燥させたようなもので、それはそれで美味しいのですが。
本当のエルマチャイのティーパックを開けてみて、このチャイが実は凄いものだったことに気付きました。
このチャイの芳醇なリンゴの香りと味は本物の乾燥リンゴが58%も!茶葉はブラックベリーリーフ!赤い色はハイビスカス。
甘くない状態で飲んでも甘~い香り!気付くか気付かない程度にシナモン。絶妙なブレンドの、凄いハーブティーだったわけだ。
そりゃ女性を口説く時に使うわな!
ちょっと夢中です。
ローズヒップ×ハイビスカスティーは健康を意識した時に飲むんですが、それ以外はほとんどハーブティー飲まない(あんまり好きでない)のですが、
これは絶品です。
ついでに、私はコーヒーは飲みませんが
トルココーヒー(カフブェ)というものも有名で、カフブェ専門店があります。一般的な「カフェ」にカフブェ又はコーヒーの香りは一切しませんでした。
チャイの香りが損なわれるからでしょうね。
カフブェは、通常より細かく挽いた豆に直接お湯を注いで上澄みを飲むものです。
いわゆる「お茶占い」の発祥ですね。
トルコにはルーツ発祥のものが多いのです。なんたってあの、オスマントルコ大帝国だったのですから。古いローマ帝国は人間の基本生活に関する発祥が多く、比較的新しいオスマントルコは文化の発祥が多い場所で…
あの「世界ルーツ探検隊」がもし続いていたら、トルコはルーツの宝庫だったのにな~wと、ちぃ~と残念。
最終回にチラッとサウナの発祥とハマムが紹介されただけだったので。
面白い国です。

