ちょっと前のオードリーANNで、若がリスナーに問いかけたこと。
大好きなアーティストのコンサートなどに行った際、
「きてくれてありがとう~!」とか言われると、冷める。って話。
自分のためにお金を払ってきてくれている。
遠方から来てくれてる場合もある。それを分かった上で。
↑これは、若はちゃんと理解してるんだなぁって嬉しかった。
観に行く側の覚悟とか犠牲にするものとか、
東京在住の人間は、あまりよく分かってない。
まずチケットを取る。その時は、まだ行けるかどうかわからない。
2~3ヶ月後の自分のスケジュールなんて、正直はっきりしない。
これは東京在住の場合は、「チケット無駄になるかも」とあまり考えなくていい。
夕方のコンサートとかの場合、仕事が終わって行けばいいし、
何かで遅くなっても、チケット代が無駄になるだけだし。
地方在住の場合、そのコンサートのためにあらかじめ連休を取るべく
いろんな人間の様子を伺い、必要なら頭を下げ、
ホテルを取ったり、交通手段や時間配分の計算をし、
場合によってはその宿泊や交通の予約をし、
そのコンサートに費やすお金と労力はかなりの負担になる。
若はそこまでは分かってないにしろ、行く側の都合等を理解してる話だった。
その上で、
「やる事をちゃんとやってくれたら、お礼とか客に媚売らなくていい」
という持論。
それは大いに賛成!めちゃめちゃ分かる。やる事やってくれたらね。
確かに舞台を観に行ったときのカーテンコールは、私も違和感ある。
何回観に行っても、最後の出演者の挨拶は、冷める。
今、観た世界観に浸りたい時に、なぜ設定ブチ壊してくるのか?とか。
映画を観に行った後には誰とも喋りたくない、もしくはその映画の話だけしたい。
舞台を観に行った後も同じ。
コンサートは…私は行かないけど多分、同じなんじゃないかな。
「今日は来てくれてありがとう~!」や「みんな大好き~!」は
ともすれば
「また来てほしいな~」や「CD買ってね、他の人にも良かったって言ってね」
に聞こえたりする。
ただ、若よ、共感はすげぇするけど、これがショービジネスなのよ。
だからこの一連の動作に、冷めることはあっても否定はしない。
だけど、
もっと私には不愉快だなと思うことがあるのだよ。
それは、ステージに立つ側の人間が、終わった後に感極まって泣いたり
「感動しました」って言ったりすることだよ。
冷めるどころの話じゃないって!
良いものを作ることが出来たという満足感は、客に見せるべきではない。
一生懸命頑張ってやり遂げたという思いは、自分への賛美でしかない。
特に、自分が舞台に立ったパフォーマンスに対しての感想を
「感動しました」と言うやつは、バカ丸出しだと思ってます。
素人かと。
そんな自己満足なものを金とって見せるな!と言いたい。
「感動しました」は、見た側がそう思った場合に言うべき言葉だ。
そういうやつに比べたら
「来てくれてありがとう」は、違和感はあっても間違いではない。
客側も、こっちは金払って来てやってるんだぞ…的な意識はダメだと思うけど
「こんなの観に来て失敗だったな」というようなステージだと
そのぐらいは言ってもらわないと「次は頑張れよ」とは思わない。
”この程度の”と思うようなパフォーマンスは、意外とある。
有名実力派の方々でも、ある。
続けて観に行こうという気になるのは、案外そういう営業努力の賜物かもしれない。
そうやって観続けている合間に、
こんなスゲェもん観れて生きてて良かった!
と、心から感動する生舞台に出会える瞬間が来るんだよ。
ねぇ、若よ。生放送のANNの最中に「同意見だよ」とメール出来るほど
簡単なテーマじゃないってば!!!