大昔、原宿のホコ天がバンドブームに沸いていた頃、
私も原宿に毎週通っていました。
その理由は私がマネジメントをしてるバンドが毎週出てたこともありますが、
他のバンドの偵察とか、時には純粋に楽しみにしてるバンドを見たり、友達も大勢いました。
ある日曜日、隣の代々木公園で、「ふるさと祭」みたいのをやってて、そういう屋台的なお祭りは好きなので、遊びに行くと、
確か、高知、四万十川の鮎の塩焼きが一串200円で売ってたんです。
私は都会の人間ではありません。その鮎の串焼きが、どれほど旨いか知ってます。
しかも激安!高級魚が激安!
考える時間も惜しく、ゲットして、鮎の串焼きを頬張りながら、ホコ天に戻りました。
仲間たちの反応…
「キョーさん、それはナイわ~」でした。
天下の大都会で、魚の塩焼きを頭から喰うか?キャンプじゃねんだから。
焼きそばやタコ焼きならわかるけど、魚の姿焼きはナイわ~…
と。
ナイですか?
確かに原宿ファッションに身を固めたオシャレなホコ天マニアの中心で、姿焼きの鮎をかじる私は少し不思議かもしれません。
でもナイか?
今でも忘れられない、私の恥ずかしくもあり、納得出来ない出来事です。
ジュンスカやBOOMがライブやってる場所で、串刺しの鮎を食べる行為は、そんなにナイのか?
ホコ天はそんなにオシャレでなきゃいけない場所だったか?
二十歳前後の私のトラウマです。