ひとしきり | YAZAWAの詩

YAZAWAの詩

この空の上に捧ぐ






あたしは知らない

あなたが何を想って眠りにつくのかを


あたしは知らない

あなたが奥底で苦しんでいたことを


あたしは知らない

あなたがどれほど愛してくれていたのかを




ひとしきり泣いたあと

浮かんだのはあなたの笑顔でした