絞って尖らせる。専門店になって勝負をすれば勝てる戦いも出てくる。
どうしてみんなメニューを増やしたがる?
全然1つのメニューからスタートで良い。
むしろ、一つのメニューからスタートが良いと思っている。
なぜか?
悩まないし、悩ませない。
そして分かりやすい。
これって最強じゃないか?と思うこの頃。
一つに特化して、お客さんをたくさん集めて質を高める。
そのメニューの専門家になるんだ。
〇〇といえば?
にあなたのお店や名前が来るように。
マーケティング用語で
・プロダクトイン
・マーケットイン
という言葉がある。
難しい言葉だけど、要はプロダクトインは商品を開発して販売する、市場に商品を入れていくという商品先行の考え。
マーケットインは市場の中で必要とされる商品を当てこむという考え。
大企業は新商品開発にかけるリソースがあるので、プロダクトインをやっている。
で、あなた中小なのに、なんで真似しちゃうの?
大資本相手に弱小が同じ事をやったらどうなるかは簡単に分かるよね?
とにかく、弱者はマーケットインを選択するべきだと思っている。
そして、シンプルにして尖れ!だ。
商品が少なければ余計なリソースが要らない。
それは、提供側だけでなく、お客さん側にも同じこと。
メニューがたくさんあり過ぎて決められない経験は大なり小なりあるんじゃないだろうか。
1つしかないのなら、悩む必要もない。
これしかないならば、来店した時点でもう決まっている。
お互いに意思決定にエネルギーを使わないのだからとても楽だ。
とにかく絞る。
ダイエットなら部位で絞ってもいい。
女性しか見ないとターゲットを絞ってもいい。
そうやって絞ると、
集客が圧倒的に楽になる。
コンセプトが際立つから、刺さってくれる人にちゃんと刺さる。
多くの人に刺しになんていかなくていい。
決まった層や決まった欲求に対してだけ、考えていけばいい。
戦い方はフェーズ毎にちゃんとある。
まずは、あなたが何の専門家になるのか?
もしくは、どんな特定の人だけを助けるのか?
最初は小さく。
要望があればメニューを増やせばいい。
「こんなんできる?」と聞かれる事もあるだろうし、
常連さんが出来たら、
「こんなメニューあるけど興味ある?」
と聞いてみればいい。
小さくテストして、好評なら商品化する。
とにかく逆を行く人が多く見られるので、わざわざ大変な道に行かないで〜と感じるこの頃です。