健康診断で、「コレステロールが高い」と指摘を受ける方は結構多いと思います。


以前、日本脂質栄養学会が「コレステロールは高い方が長生きする」といったガイドラインを発表して騒がれました。
そしてその誤った報道に惑わされている方もいらっしゃることでしょう。危険です。


ではどうすれば良いのでしょうか?

コレステロールは高い方が良い?
低い方が良い?


その日本脂質栄養学会の発表に対し、多くの医師は懐疑的であったことも事実です。


昔から言われていることですが「太っている人の方が長生き」。
しかし、「痩せている人の方が健康寿命が長い」のです。


これは、コレステロールにも言えること。
寝たっきりの長生きより、健康寿命が長い方が良いに決まっていますよね。
ゆえに、コレステロールは低い方が良いと考えられています。



日本医師会、日本医学会、日本動脈硬化学会は合同で、記者会見を開き、日本脂質栄養学会の発表した「長寿の為の、コレステロールガイドライン」について「科学的根拠がない」とする、日本動脈硬化学会の声明を発表したのです。



前、日本医学会会長高久史麿も「学問的に考えても、無茶な理論。日本の死亡原因の第二位である、動脈硬化による脳梗塞、心筋梗塞は、コレステロールの高さが関係していることは、世界的にも証明され認められている」と述べています。



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《コレステロールを下げる方法》
①バランス良い食事を摂る。
②適度な運動をすること。
③体重を減らすこと。

以上、この3点。ごく当たり前の原則。



加えて
・摂取カロリーを適切に。
・肉など、飽和脂肪酸の多い食べ物を控えて、大豆や、青魚などの食べ物を選ぶ。
野菜など食物繊維が豊富な食べ物を積極的に摂る。(キャベツやブロッコリーなど、アブラナ科の野菜には悪玉コレステロールを下げる効果があります。)
・マーガリンなどトランス脂肪酸の多い食べ物を避ける。



しかし、一旦上がってしまったコレステロールは、残念ながら食生活では、大きな改善は中々難しいのが実際。
従って改善が望めない場合は、医師にご相談の上薬剤投与になります。




カサブランカ。見納めです。

何時迄も眺めていたいこの純白さ。

心が洗われるようです。






屋久島のハイビスカス。

寒さに弱い花ゆえ、埼玉県のこの辺りでは、一晩で寒さにやられてしまいます。

温暖な気候の屋久島では、この様に垣根として植えられ、こうして一年中咲いているのです。