超絶技巧、未来へ! その1 | 人生はプラマイゼロ!

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こ近年は美術展や漫画・アニメ
の原画展によく出没。

三井記念美術館 に行って来ました。

 

 

 

「超絶技巧、未来へ!」

以下、超絶技巧展と略しますが、日本橋の三井記念美術館で9/12~11/26とのこと。

日本橋三越五階で開催中の高見沢さんのギター展が9/18までなので、週末の9/16か17に両方観に行こうと思ってました。

 
そしたら会社都合で9/15(金)が休みになったので行って来ました。
 
日本橋に行くついでに、友人から貰った神田明神と高見沢さんのコラボ御朱印のお礼参りもしようと計画。
 
そして神田明神に行くならカフェで多幸めしを食べよう、帰りに映画も見に行こう、買い物もしようと色々予定を詰め込みました。
 
少しでも涼しい午前中に歩く所を入れようと思い、まず10時前に末広町駅から神田明神へ行って、お参りしたら10時開店すぐに神田明神のカフェで早めのお昼を食べて、また末広町駅から三越前駅へ移動してギター展を見て、三井記念美術館に行って超絶技巧展を観て。
そして帰り道途中の北千住駅で改札外の丸井のルピシアに寄って紅茶を買って、また電車に乗って、地元に戻ってから映画「ミステリという勿れ」を観る計画を立てました。
 
少し詰めすぎかな?とも思いましたが、平日だからそんなに混まないだろうと楽観してました。
 
が、計画は最初から狂いました。
 
行きの電車の中、タブレットで購入済の「ミステリという勿れ」の映画化された部分を読んでたら、乗換駅を乗り過ごしてしまいました😱
 
乗っていたのは東武スカイツリー線の浅草行。
 
慌ててスマホで検索すると、曳舟駅で後続車に乗り換えれば10時少し前に三越前駅に着けて、そこで銀座線に乗り換えれば10時少し過ぎに末広町駅に着けると出ました。
 
三越前駅に着いてから知ったんですが、東武スカイツリー線直通半蔵門線の三越前駅から銀座線に乗り換えるには、半蔵門線改札を出なければいけないんですね💦
 
表示に沿って改札を出て地下道を銀座線三越前駅に行く途中、日本橋三越地下入口前に開店を待つ人達がたくさん居るのを見て、気が変わりました。
 
三井記念美術館も10時開場なんだから、このまま超絶技巧展に行っちゃおう!と。
 
三井記念美術館のあるビルの一階に着くと、直通エレベーター前に居たスタッフさんが丁寧にエレベーターの中に案内してくれました。
(帰りにスタッフさんは居なかったから、開場すぐのみのサービスらしい)
 
七階に着くと人はまばら、待たずに窓口でチケットを買い、スマホショルダー以外の荷物は受付後ろのコインロッカーへ。
(入口に戻ったら受付に数人並んでた)
 
中も空いてて、一点に一人ずつの割合で、ゆったりと見れました。
 
ここの展示会は下記のマーク付きなら撮影オッケーとのこと。
 
撮れる物はみな撮りましたが、とても全部は紹介できないので、難しいけど幾つかに絞ってみました。
 
まずは展示室1から2まで。
後で目録を見たら、現代作家さん中心の展示室らしかった。
 
入って最初に目に入るのは、池田晃将さんの漆工作品。
 
でもそれには上記マークが付いてないので、写真の物は先の部屋にあったもの。
 
池田晃将さん「紫電閃光結晶飾箱」
池田晃将さんの撮影できなかった作品は展示会公式で見ることができます。
 
これもですが、螺鈿をレーザーカッターで数字に切り出し、それを組み合わせて模様にしているオベリスクのような作品でした。
 
漆の塗り方を工夫されてるそうで、断面なんて、まるっきり石にしか見えませんでした。
物凄く細かく、そしてとても美しい作品でした。
 
福田 亨(とおる)さん「吸水」
木彫り作品です。
水滴に見えるのは、そこだけ掘り残した木地を磨きに磨いたのだそうです。
艶々してて、言われなきゃジェルかレジンで創ったとしか思えません💦
蝶は木片を立体に組み合わせて創ったとのこと。
マジか!どうやって創ってるんだろう?
 
稲崎栄利子さんの陶磁作品、つまり焼き物で、
「 amrita」
amritaとはインド神話で霊薬、サンスクリット語で甘露を意味するとのこと。
 
ごく細かい陶磁の環状パーツをテグスで繋いでいるとのこと。
陶磁って焼き物ですよね。硬い物を繋げて丸く形成するって発想が凄い独創的 。
 
光の加減で繋いでるテグスが見えるけど、こんなに細かいパーツを袋状に編み上げるのはとんでもない手間と根気がいるのでは?
その前の焼く前の造形にしてもそうだ。
焼き物は焼くと縮むから、最初はもう少し大きいとしても、こんなに細かいリボン状のパーツをこんなに沢山作るなんて、私なら死ぬと思う(笑)
そしてとても綺麗。
 
他に、真っ白なウニやヒトデのような作品も物凄く細かくて綺麗でした。
 
作家さんのSNSを見たら、そちらは一焼成した陶磁の上からガラスをかけて、更に二回焼いているそうです。
 
 
 
 
大竹亮峰さん「月光」
月下美人の花は鹿の角、他は神代欅、楓等の木彫り作品。
 
木彫り作品なのに、この月下美人は開花するように動くそうです。
木彫りの概念が覆されました。
 
 エレベーター前の映像ギャラリーという小部屋で動画上映があって、そこでこの作品が開花する様が観れました。
 
あと撮影不可でしたが「祈り」という冬虫夏草の作品もすごかったです。
(少し気持ち悪いけど)
続きます。