オーストリアの友達の両親、毎年、冬を暖かいフロリダで過ごすんです。
先週末も、田舎にある彼らのセカンドハウスに、主人と一緒に会いに行ったんですけどね。
私達が到着するなり、お母さん、お父さんの前で、
嫌味っぽく、お父さんの文句を私達に向かって言い始めるんですよ。
何度言っても言っても、外壁に開いた穴を直さない...
どうせ座りもしないのに、雨が当たる場所に木のベンチを移動させた...
早い時期にブーゲンビリアを剪定してくれなかったから、広がってしまって手が付けれない...
あれって何なんでしょうね。
他に人がいると、お父さん切れることができないから、この時とばかしって感じなんですかね。
主人が言ってましたが、同じ田舎町に住む、お父さん達のドイツ人の友達が到着した時も、
やっぱりお母さん、同じようにちくっちくっと、お父さんの文句を言い始めたらしいです。
その時は、お父さん、切れてたらしいですけどね。
この夫婦、私が16歳の時から知っていて、親戚みたいなつき合いなんですが、
昔は、お父さんは難しい、頑固なタイプの人で、私はちょっと怖かったんです。
でもここ数年、すっかり角が取れて丸くなり、ほんわかになり、
また、体力が衰え、手術を繰り返す毎、控え目な、物静かになっていってるんです。
その反面、お母さんはそれをいいことに、どんどん強くなっていき、
立場が逆になったように、お父さんに威張ったり、我がまましたり。
今まで我慢してきた分、仕返しみたいな気持ちもあるんでしょうが、
なんともまぁ、みっともない、見苦しいことです。
うちの主人、お父さんのこと好きなんです。
私も、どんどん優しい人になっていくお父さんが好きですよ。
注: 四年前の写真なので、私はこの写真より四年分老けとりますです。
それに、お父さんはお母さんの文句を私達に聞かせることはないので、感じがいいんです。
私達が好きなお父さんの文句を言うお母さんは、ますます人気が下がる一方です。
でも、本人はそんなこと気が付かず、
うっぷん晴らしに、お父さんの文句をたらたら言ってますよ。
私は、人の文句や愚痴を言うことも、耳にすることも、めったにない生活をしているので、
誰のことであれ、聞くのはしんどいです。 どっと疲れます。
それにまぁ、ずっと母親から父親の愚痴を聞かされてきた、トラウマもあるんでしょうけどね。
来春、日本に行こうかという話が出てるで、そんなことに少しセンシティブになってるようです。