母親って... | グローバルに波乱万丈





息子達、24歳と19歳となり、

明日から、初めて、主人と二人だけのバケーションです。

(カナダの姪を数日訪問した以外)


二週間ほどチェコとオーストリアをレンタカーで旅行するのですが、

飛行機に乗るのが、これほどコワいと思ったこと、ありません。

事故で死ぬのが、これほどコワいと思ったこと、ありません。



家族一緒なら、飛行機が落ちても、大抵、家族皆死んでしまうわけですよね。

でも、今回、何かあって主人と私が死んでしまい、

息子達がどれだけ悲しい思いをするのかと想像すると、

涙が出るほど、飛行機に乗るのがコワくなってくるんです。



日本的なことを言えば、

こんな縁起でもないこと、言うもんじゃあないんでしょうけど。



私の押入れや、洗面台の引き出しの中を見て、


「もし、私に何かあれば、

私の物を、あの子達は私のことを思い出しながら、処分しないといけない。

どんなにツライことだろう。」


そんなことを考えてしまい、胸が苦しくなってきます。




前夫を亡くした経験があるからでしょうか。

大事な人を亡くす苦しみを知るだけ、

息子達に同じ思いをさせることが、コワくてしょうがありません。





オーストリアには、2001年にザルツブルグ地方 (ザルツカンマーグート地方) へ、

2003年にはインスブルグ地方へ、息子達を連れて行っているのですが、

今回、あれから始めて13年ぶりに行く、ザルツカンマーグート地方では、


「あの子達、ここでアイスクリーム食べて、青りんごのフレーバーに喜んでたわ。」

「あの山に登った時、のろのろ歩く上の子を、下の子が ”カタツムリ” って呼んで笑ったわ。」


あちらこちらで、小さな息子達の影を見てしまい、

今回、息子達と一緒でないこと、悲しくなってしまいそうです。








せっかくの旅行なのに。

母親って、なんだかなぁ...