いつか、ここの新聞で読んだんですが、
韓国在住の欧人の女性ジャーナリストが、韓国の女性ファッションについて、軽いタッチのジョークを書いたところ、
韓国人の女の子達から脅しや嫌がらせのメッセージが殺到し、彼女の安全のために本社から帰国が命じられたとか、
アイドル歌手のコンサートかなんかで、ステージに上げてもらった女の子が他のファンから嫉妬され、
脅しや嫌がらせのメッセージが来て、確か、自殺までに至ったとかいう記事があり、
心理学者の説明で、上下関係が厳しい韓国社会では、常に自分の気持ちを抑えないといけず、
また、感情を出さないことがマナー、育ちがいいとされるので、
その反動で、アイデンティティが知られないネット上では、信じられないような意地悪をしてしまうとありました。
「うわわ、韓国人ってコワっ...」 と思ったものですが、
日本も大して変わらないようで、他の人のブログに意地悪コメントを残す人がかなりいるようです。
意地悪コメントで気を悪くされ、ブログを止められた方や、ブログを違う名前で作り直された方、
コメント欄を閉じられた方、アメンバー限定にされた方、たくさんいらっしゃいます。
一般の人が趣味で自己満足で書いているブログですから、いろんな記事があるのは当たり前で、
同意できないこと、趣味が合わないことが載っているなら、立ち去り、二度と覗かなければいいことで、
わざわざ文句や嫌がらせのコメントを残すなんて、時間やエネルギーの無駄だと思います。
相手が傷つくことを書いて、なんの得になるんでしょうかね。
相手を傷つけて気が晴れるとしたら、ちょっと精神的に問題があるような気がします。
この前、私のところにも意地悪コメントが来たのですが、海外在住の人達のブログを攻撃する人もいるようです。
私達、海外在住者のブログは、外国に住んでいることを自慢し、日本の人達に羨ましがられたいんだ、ということです。
まあ、確かに、私もそう感じる海外在住者の人のブログも見かけますが、
外人の中で言葉に不自由し、中には差別されながら頑張ってるんですから、それくらい大目に見てあげればいいと思うし、
別に自慢じゃなくて、日々のことを書けば、そうなってしまうんです。
ドイツ在住の人がパリに行ったとか、カリフォルニア在住の人がナパ・バレーのワイナリーで食事をしたとか、
日本の人が信州に旅行に行ったとか、京都料理を食べに行ったとかと同じようなレベルです。
逆に、日本のブロガーさんの温泉に行ったとか、博多の中洲でラーメン食べたとかいう、特に写真入りの記事は、
海外在住の者には気分が悪くなるほど、羨ましくてしょうがありません。 (涙)
私に意地悪コメントを残した人は、リンクが消してありましたが、
調べてみるとシアトルの南付近の人で、どうして同じ海外在住者を攻撃するのかわかりませんが、
日本人なのに日本語が下手になってるわけがないとか、英語を喋るとか、外人の友達がいることを自慢してるとか。
おかげさまで、私は三年前に始めたこのブログで、日本語がかなり回復してますが、
始めた当時、英和辞書を使って四苦八苦して書いていた日本語、(あまりにも恥かしくて、書き直してますが)
かなり怪しいものだったこと、覚えて頂いてる方もいらっしゃるでしょうし、
25年もアメリカ住んでて、日本語が喋れない子供達を育ててきたら、英語が喋れるようになるのは当然だし、
外人の友達がいる、っていうか、私には外人の友達しかいないんだからしょうがないわけで...
まあ、弁解する必要はないんですけどね。
もしかしたら、その人、アメリカで幸せじゃあないのかも知れません。
あっ、そうそう。 主人や息子のことを自慢している、とも書いてありましたが、
確かに息子達のことは自慢しております。 これは図星です。 はい。 (照)
面白いと思ったのは、“おフランス” に親戚がいることを自慢している、とあって、
これが、シンガポールとかブラジルに親戚がいると書けば、別に問題じゃあないけど、
日本人がやたら憧れる “おフランス” だから、気に障るのでしょうね。
アメリカ在住の人だけど、日本の感覚が残っている人のようです。
私、今まで自分なりに頑張ってやってきたし、息子達も精一杯育てて、充実感を感じてるし、幸せだし、
自慢して人に羨ましがられることで、優越感を感じる必要も感じません。
わざわざ航空券15万円近く出して、20時間以上掛かけて、日本から嫌がらせしに来る人もいないだろうし、
私のことを理解してくださっているブログ友達さん、たくさんいてくださるし、
「まあ、世の中いろんな人がいるからなぁ。」 と、
意地悪コメントで落ち込んだり、不安に思ったりはしないのですが、
人と人が繋がる楽しいはずのブログなのに、それも同じ日本人同士なのに、
意地悪コメントを残して、相手を傷つけたり、嫌な思いをさせるだなんて、
「うわわ、日本人ってコワっ...」 というか、寂しいことだなっと思うんです。