馬鹿タレ義姉たち | グローバルに波乱万丈






主人と二人で、この金曜日から四日ほど、カナダのモントリオールに行くのですが、

義姉の娘と、彼女のパートナーと... ふむ。


結婚し、姪っ子は彼女を “MY WIFE” と言うから、“彼女の奥さん” と書くべきなのでしょうね。 

極最近、同性愛者結婚が認められたアメリカですから、まだそういう表現に慣れない私です。


彼女達、そして、もうすぐ一歳になる女の子の赤ちゃんに会いに行きます。



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抱っこするのが楽しみです。


うちは男の子だけですから、女の子のための買い物をエンジョイしているところです。

可愛い色の可愛い物がたくさんあって、嬉しくなってきます。


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普通の夫婦とは違い、姪っ子と奥さんへの買い物も楽しいです。

色違いのポーチ、ペアのブレスレット、お揃いのTシャツ...




姪っ子は、一年半ほど前、モロッコの両親にレズビアンであることを告白したのですが、

それっきり、親とはつき合いが切れたままの状態です。


義姉達は、生まれた赤ちゃんは孫として受け入れるがパートナー (結婚する前の話) は受け入れないと言い、

(娘の大の親友だと思っていた頃は、パートナーのことがすごくお気に入りだったんですけどね。)

当然のことながら、

姪っ子は、パートナーを受け入れてくれないなら、子供も自分も受け入れなくてもいいと言い返しました。



何やら、宗教に反するとか (イスラム教は同性愛は罪。) とも言ってるらしいのですが、

うちの義家族は、ラマダンもせず、お酒飲むは豚肉食べるはの名ばかりのイスラム教徒なので、

それを聞いた義兄やもう一人の義姉も、「いつからそんなに宗教熱心になったんだ?!」 と呆れています。



あと、「今までゲイであることを隠していたことが許せない。」 とも言ってるそうですが、

私に言わせれば、“小さな頃から話を聞いてやり、コミュニケーションが取れる関係、何でも話せる信頼関係、

築いてやらなかったアンタら親のせいでしょーが” なのです。


義姉たち、息子ばかりを可愛がってきましたから。




プライド、世間体、自分の信念 or 子供や孫との時間

どっちを取るかと問われたら、私は一瞬も迷うことなく、子供や孫との時間を取りますけどね。

子供達と過ごす時間ほど、大切なことが他にあるでしょうか?



受け入れてあげれば、ちょくちょく孫や娘に会いにカナダに旅行でき、

娘たちもモロッコに遊びに来てくれ、スカイプしたり、プレゼントを贈り合ったり、人生楽しくなるでしょうに。

損をしてることに気がつかないなんて、ほんと、馬鹿タレです。 


私達夫婦が代わりに楽しんできます。





そうそう、もう一人の義姉の息子も、大学院のプログラムでたまたまモントリオールに来ているのですが、


この子、遅くに出来た一人息子で、三人家族に三人お手伝いさんがいる家庭で育った子で、

うーん、どんな子と説明したらいいのか...


最後に会ったのは、5、6年前、彼が16歳くらいの時にうちに遊びに来た時なのですが、

その時、私は、“WHO DOES HE THINK HE IS!?” と叫び、

(さすがに、本人や義姉の前ではありませんでしたが。) 


和訳だと、「彼、なに様だと思ってるの!?」 ですが、

ムードとしては、広島弁の 「おどりゃあーー、なに様じゃあー、おもーとんじゃーーー!!!!????」。


「まぁまぁ、身内だから、抑えて抑えて。」 と息子になだめられ、

“ティーネイジャーに諭されてどうする?” なほど切れた、とだけ今回は書いておきましょう。



あれ以来、親元を離れ、フランスの大学、大学院に行き、揉まれて “まとも” になっているとは思うのですが、

デリシャスなブログネタを提供をしてくれんじゃあないかと、期待している叔母ちゃんなのです。 (・∀・)