バナナなハナシ | グローバルに波乱万丈




“日本、思ったよりかなりいいかも”... “にほおも” シリーズを開始するはずなのですが、

日本ツアーの写真をトランスファーしているPCがオンできなくなり、

ネット購入したパーツが届くまでの埋め合わせ的に、我が家のバナナの木のことを書きますね。




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裏の湖に流れ込む小川に傍に、バナナを植えています。


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二年前、知り合いに、一メートルほどの小さな苗を一本分けてもらったんですが、

湿ったMUCKと呼ばれる肥えた真っ黒な土なので、あっという間に五、六本の二、三メートルの高さの木なっています。



一週間前、三度の収穫しました。


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うちのは、普通のバナナと太さは同じくらいで、二分の三ほどの長さの、アップルバナナという種類です。

黄色い時に食べると、中のあたりがサクっとしていて、ちょっと酸味があるので、そう呼ばれるようです。

黒くなるくらいまで熟させると、普通のバナナのような口当たり、甘さになります。


私は普通のバナナは子供の頃から好きじゃなく、他のフルーツとスムージーにしてしか食べないのですが、

アップルバナナは一度に五本くらいペロリと食べてしまうほど、大好きなんです。



今、次の実が生り始めているところです。


食べるのも楽しみですし、バナナの実の生り方を知らなかった私には興味深い観察なので、

毎朝のように散歩がわりに裏庭を下り、見に行きます。



ご存知の方も多いのでしょうが、バナナの実は...

まず、突然、葉っぱの代わりに、黒紫色した花みたいなのがニョキっと姿を現せ、クニャっと垂れて伸びていきます。


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伸びながら、一枚ずつ花びらみたいなのが開き、内にある本当の花が見えてきます。 白い花です。


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あまりにも高いので、どんな香りがするのか私には嗅ぐことができませんが、

たくさん蜂が寄ってきて、受粉の手伝いをしています。


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すると、慌てたようなものすごい速さで、赤で囲んだ部分が伸びていき、バナナの実になります。


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二、三日で、10センチ以上になる速さです。


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実がある程度大きくなると、花びらのような黒紫色の包みがポロっと落ちていき、

実の先についてた花も落ち、実だけになります。


ニョキニョキと茎を伸ばしながら、それを繰り返していきます。


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実が伸びるのは速いのですが、実がまるまる太って収穫できるまでには、三ヶ月くらいかかります。


リスも好きらしいので、きっと私同様、毎日のようにチェックしているに違いありません。

黄色くなるまで置いておくと、皮を引掻いて、食べられてしまいます。


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バナナは、一本の木に実が一度しか生らず、実が生った後は枯れてしまって気の毒なのですが、

代わりに、可愛い小さな木が二、三本横から生えてきます。



アップルバナナ好きな私でも、さすがに100本近く一度に生り、一度に熟して黒くなるバナナを食べ切れず、

毎日せっせと胡桃入りのバナナ・ブレッドを焼いては、配ったり、冷凍したりしてるところです。


(バターも卵も入った甘いパウンドケーキみたいなものなのに、どうして “ブレッド” と呼ばれるのかはナゾ。)


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さてさて、次回から日本での話が書けるといいけども。