9年前、2週間のジャパン・ツアーを企画し、14、15歳だった長男と長男の友達を4人連れて、
日本へ行きました。
広島、山口、姫路、大阪、京都、奈良、名古屋、飛騨高山... を訪れ、
お好み焼き、回転寿司、精進料理、焼肉90分食べ放題、とんこつラーメン、たい焼き...
いろんな日本の食べ物を食べさせ、
京都では宿坊、山口では高校一日入学、広島では浴衣祭り、飛騨高山では宿の方と川遊び...
プロ野球観戦、女子高校とカラオケ、一日一般家庭にホームステイ...
を体験させました。
脳の前頭葉が発達するティーンには、その時期に経験することがアイデンティティ形成に関係すると言われます。
彼らはそんな時期に、日本でとても印象強い二週間を過ごしました。
未だに、あの二週間が “THE BEST TIME” だと言う子もいます。
メンバーの二人の子は、その後、高校では日本語を学び、その一人はフロリダ州大学に進んで国際学を専攻し、
去年からワシントンの大学院で、日本を専門にした国際関係論を学んでいます。
この夏、ホワイトハウスでインターンをしています。
卒業後、政府に働くことになる可能性大です。
もしいつか、日本との関係において何かを判断、決断しないといけないことになったら、
きっと彼は、ティーンの時に日本で見たもの、経験したこと、触れ合った人達を思い、
日本側を考慮してくれるような気がします。
日米友好関係に、私がしたことが少しでも影響するのかも、なんて気分をよくしています。
他の子達は、環境科学など科学系に進んでいますが、きっと同じでしょう。
数日後、次男と次男の友達を二人連れて、二週間のジャパン・ツアーへの出発です。
今回は、この子達にはどんな刺激を与えてあげれるのでしょうか。
とても楽しみです。