“私の料理が恋しくなった時のために” | グローバルに波乱万丈






アメリカの学校のランチのメニューって、それはそれはスゴイんです。

私、息子達が通っていたカトリック系の学校のカフェテリアで、ボランティアで料理してましたから。

でも、あれは料理とは言えませんけどね。

缶かパックを開けることがメインで、あとは温めたり、混ぜたり、焼いたりするだけです。


チキンナゲットはオーブンに入れるだけだし、マッシュポテトは水を入れて火を通すだけ。

グリルドチーズ・サンドイッチくらいですかね、料理と呼べるのは。

と言っても、トーストの間にすでにスライスになってるチーズをはさんで、バターを溶かした鉄板で焼くだけですが。


(最近やっと、“これではいけない!”と、少しは改善の努力をしている州や郡もあるようです。)



そんな感じですから、うちの息子達、カフェテリアでランチを買ったことがないんです。

ずっと、私がうちで作ったもの学校に持っていって、ランチの時間に食べてきました。


いつも私の手作り料理を食べて育った子達です。



長男、あと一年で大学院を卒業し、ここから飛行機で5、6時間もかかる西海岸で暮らすことになりそうです。

次男も来年高校卒業で、大学ではプロジェクトが多い専攻ですから、校内に住まないといけなくなるでしょう。


ふと、思ったんです。 たまにならいいけど、毎回、食べ慣れない物を食べるのって、しんどいだろうなって。

そこで思いついたのが、あの子達が食べてきた料理やデザートのレシピのサイトを作ることです。 

アメリカのブログサービスを利用して、早速作ってみました。



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サブ・タイトルは、“愛する息子達へ、私の料理が恋しくなった時のために...”

懐かしく思ってくれるかなっと、バックの写真には我が家のキッチンのテーブルを選びました。



チャーハンから、モロッコのタジン料理、タイの海老のグリーンカレー煮、南フランスの野菜料理...

フラン、りんごのタルト、ザッハトルテ、モロッコのドーナッツ...

餡子の炊き方から、麺つゆの作り方、モロッコのミントティーの入れ方、いろんなドレッシングの作り方...


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ステップ・バイ・ステップの写真を撮るために、この数日、朝から晩まで料理をしています。

いつも目分量ですから、ちゃんと測ってみています。

今は、オーストリア料理のサモリナ団子スープを作るため、肉や野菜を煮込んでダシをとっているところです。


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いつか息子達が遠くに行ってしまい、私の料理、そして私のことを恋しく思ってくれる時のために...


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