私が和訳したビデオをここで載せるため、YOUTUBEのアカウントを作っているのですが、
久しぶりに開いてみると、
例の 『チャップリンの史上ベストスピーチ』、 98000回近くビュウされているんです。
(実は、“科学” を “化学” と変換ミスしているんすが...)
三ヶ月に一回くらいしかアップしないに、フォローしてもらっている方の人数も、67人。
ブログやFACEBOOK、TWEETの方でも多くの方に紹介して頂いたようで、
知らない方からお礼のメッセージやコメントが届き、読者登録までして頂いた方達もいます。
私はただ訳して、サブタイトルを入れただけなのに、恐縮です。
で、ふと、YOUTUBEのビデオ・マネジャーを見ると、
争いが耐えないイスラム教徒とユダヤ教徒、それぞれの歌手がデゥエットした ジョン・レノンの 『イマジン』 に、
私が写真やビデオを並べて、和訳を入れたビデオがあるのですが、
ドイツで禁止になっていると出ているんです。
ドイツ関係は、ナチスの強制収容所の写真を一枚だけ載せているだけなんです。
それが理由なのか、他の写真の著作権とかが原因なのか、わかりませんが、
オーストリアの友人との会話を思い出しました。
ヒットラーの出身国であるという、複雑な立場であるオーストリアの人達のナチスついての考え、
戦争を知る友人の両親、戦争を知らない友人、
そして、オーストリアの強制収容所で、ボランティアでガイドをする若者のことを含め、
いつか記事を書きたいと思っています。
その会話で、友人が言っていました。
オーストリアやドイツでは、ナチスやヒットラーを称えるような言動は法律で禁止されていて、
ナチスの旗やヒットラー著作の 『我が争闘』 の所有も禁止、
手を挙げて“ハイル・ヒットラー!” などと公衆で言ったりしたら、刑務所行きなのだそうです。
オーストリアでは、ナチスがしたことを少しでも弁解するようなことを言うのも、禁止されています。
もちろん、私が作ったビデオでは、全くそういうには写真を使ってないのですが、
他国からの重い重いプレッシャーもあり、祖国の過去の過ちに敏感になっている国ですから、
私のビデオも禁止になったのかも知れません。
いろんなところで、戦争の傷跡が残っているものです。
祖国の日本の過去、故郷の広島、外国人の中で暮らす私の経験などと重なり、複雑な気持ちです。
98000ヒットの 『チャップリンの史上ベストスピーチ』 が載った記事 → 「史上最高のスピーチ」
ドイツで禁止の 『イマジン』 の動画が載った記事 → 「子供達の泣き顔」
*おまけ*
ブログには載せたことはない、好評のビデオです。