1月22日 久しぶりの雨
最後に記事をアップしたのはいつだろう?
今回、もう一つのブログで、「日本と猫への気持ちの変化」 で書いたように、
いろんな変化は、ここで仲良くして頂いてる方達のおかげなんだから、
せっかくのお縁を大事にし、ちゃんとこっちのブログを続けなきゃ。
それに、久しぶりにこっちにログインしてみると、
なにやら、日本で養蜂の研究をしている人から、
“アメリカでの養蜂やダニの貴重な情報をありがとうございます。”
とメッセージが入っている。
私がここで書くこと、日本の養蜂家さんにお役に立っているのかな、と思うと、
失せていた書く気が沸いてくる。
書く気失せたのは、去年の夏、養蜂家としての自信を失ったから。
去年の春は一切ハチミツを採らず、ミツバチに残しておいてあげたにも関わらず、
雨の日や風が強い日が多かったため、
蜜源の花が咲かない夏には、巣箱のハチミツの貯蔵が無くなってしまった。
そんな厳しい状態だから、飢えた野生のミツバチの群が、クィーンと共に、
うちの巣箱に群がったことが何度もあった。
その度に戦いとなり、かなりのミツバチが死んでしまった。
その上、クィーンが消えてしまい、働き蜂が産卵をし始めた群や、
(後でわかったのだけど、クィーンが隣りの巣箱に移動して占領をしていた。)
スモール・ハイブ・ビートルズの蛆虫が増えて、去ってしまった群など、
次から次へと問題が起こり、一時は七群いたのに、三群になってしまった。
よっぽど養蜂を止めてしまおうかと思った。
(問題じゃあなかったのは、ヘギイタダニ。
たまにくっ付いているダニを見かけるけど、ほっといても数は増えず、影響はないらしい。)
そんな時、病弱な仔猫がうちにやってきて、看病に追われて、
ミツバチはほったらがし状態だった。
数か月し、重い腰を上げて、巣箱を開けてみると、
なんと、ハチミツがいっぱい。 卵も幼虫も蛹もいっぱい。
雨や風が少ない秋だったし、暖冬で、蜜源の花がずっと咲いているからなのだろう。
それに、ほったらがしが良かったのもあると思う。
自然でちゃんと自分達でやっていけるのだから、人間の助けなしでやっていけるのは当然。
返って人間が手を出さない方がいいのだろう。
なにやら、私だけではなく、去年のフロリダの夏は、養蜂家にはしんどい夏だったらしい。
私のやり方が悪かっただけじゃあないらしい。
暖冬が続き、平年よりかなり早くオレンジの花が咲き始めている。
一つの群は、すでに雄蜂を作り始めている。
分群ももうすぐ始まるだろう。
今年はもっと上手に守ってやることが出来ますように。