葛根湯(カッコントウ)
いらっしゃいませ(^^
[ダイエット個別指導] 漢方サント薬局です。
今回は葛根湯です。
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【処方名】
葛根湯(カッコントウ)
【組成】
葛根8 麻黄4 大棗4 乾生姜1 桂枝3 芍薬3 炙甘草2
【効能】
辛温解表・発汗・舒筋
【主治】
外感風寒(表実証の兼証)・項背部のこわばり
【適応症状】
◇悪風・頭痛・無汗◇下痢◇項背こわばること几几(しゅしゅ)・・・背中~肩がこって、こわばる症状
※組成は「桂枝湯」+葛根+麻黄。
もしくは「桂枝湯」+「麻黄湯」-杏仁+葛根という処方。
※葛根が配合されているので表寒と表熱の移行型にも用いることができます。
※悪寒・発熱とともに、胃腸に熱が潜んでいるため下痢する胃腸型感冒にも使 用できます。
【出典】
傷寒論
【一口メモ】
麻黄湯や葛根湯は比較的体力がある人に向く処方で、「風寒の邪」を体内のエネルギーを使用して、発汗させて追い出す薬です。ですから「引き始め」の体力が残っている時期に使う漢方薬です。
葛根湯=初期の感冒というイメージがありますが、葛根は肩こりの専門薬で、筋を潤し項背筋の硬直を緩和します。さらに、温通血脈の桂枝、柔筋止痛の芍薬が配合されているので、外感症状がなくても肩こりによく使います。
葛根には透疹作用があるので、蕁麻疹、麻疹、風疹の初期にも用いられます。
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今回は葛根湯です。
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【処方名】
葛根湯(カッコントウ)
【組成】
葛根8 麻黄4 大棗4 乾生姜1 桂枝3 芍薬3 炙甘草2
【効能】
辛温解表・発汗・舒筋
【主治】
外感風寒(表実証の兼証)・項背部のこわばり
【適応症状】
◇悪風・頭痛・無汗◇下痢◇項背こわばること几几(しゅしゅ)・・・背中~肩がこって、こわばる症状
※組成は「桂枝湯」+葛根+麻黄。
もしくは「桂枝湯」+「麻黄湯」-杏仁+葛根という処方。
※葛根が配合されているので表寒と表熱の移行型にも用いることができます。
※悪寒・発熱とともに、胃腸に熱が潜んでいるため下痢する胃腸型感冒にも使 用できます。
【出典】
傷寒論
【一口メモ】
麻黄湯や葛根湯は比較的体力がある人に向く処方で、「風寒の邪」を体内のエネルギーを使用して、発汗させて追い出す薬です。ですから「引き始め」の体力が残っている時期に使う漢方薬です。
葛根湯=初期の感冒というイメージがありますが、葛根は肩こりの専門薬で、筋を潤し項背筋の硬直を緩和します。さらに、温通血脈の桂枝、柔筋止痛の芍薬が配合されているので、外感症状がなくても肩こりによく使います。
葛根には透疹作用があるので、蕁麻疹、麻疹、風疹の初期にも用いられます。
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麻黄湯(マオウトウ)
いらっしゃいませ(^^
[ダイエット個別指導] 漢方サント薬局です。
今回は麻黄湯という漢方薬を取り上げましょう。
「麻黄湯」は中医学の古典「傷寒論(ショウカンロン)」に収載されている処方で、感冒初期で、悪寒、発熱、無汗、口渇がないなど外感風寒の表実証に用います。また、初期の咳嗽、喘息を中心とする肺の症状に感冒の症状がなくても使用できます。
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【処方名】
麻黄湯(マオウトウ)
【組成】
麻黄5 桂枝4 杏仁5 炙甘草1.5
【効能】
辛温解表・発汗散寒・宣肺平喘
【主治】
外感風寒(表実証)・肺気不宣
【適応症状】
◇悪寒・発熱・無汗◇頭痛・身痛◇咳・喘息
※体表が虚して汗の出る者に用いません。
※服用後は温かいものを摂ったり、布団をかけるなどして発汗を促すと良いでしょう。
【出典】
傷寒論
【一口メモ】
麻黄湯や葛根湯は比較的体力がある人に向く処方で、「風邪」という病邪を体内のエネルギーを使用して、発汗させて追い出す薬です。ですから「引き始め」の体力が残っている時期に使う漢方薬です。
冬になり、インフルエンザの流行する時期になると「インフルエンザ=麻黄湯」、さらには「インフルエンザの予防=麻黄湯」のようなお問い合わせをいただきますが、漢方に風邪だから、インフルエンザだからはありません。あくまでも漢方は「症状ありき」で「病名ありき」ではないのです。
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今回は麻黄湯という漢方薬を取り上げましょう。
「麻黄湯」は中医学の古典「傷寒論(ショウカンロン)」に収載されている処方で、感冒初期で、悪寒、発熱、無汗、口渇がないなど外感風寒の表実証に用います。また、初期の咳嗽、喘息を中心とする肺の症状に感冒の症状がなくても使用できます。
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【処方名】
麻黄湯(マオウトウ)
【組成】
麻黄5 桂枝4 杏仁5 炙甘草1.5
【効能】
辛温解表・発汗散寒・宣肺平喘
【主治】
外感風寒(表実証)・肺気不宣
【適応症状】
◇悪寒・発熱・無汗◇頭痛・身痛◇咳・喘息
※体表が虚して汗の出る者に用いません。
※服用後は温かいものを摂ったり、布団をかけるなどして発汗を促すと良いでしょう。
【出典】
傷寒論
【一口メモ】
麻黄湯や葛根湯は比較的体力がある人に向く処方で、「風邪」という病邪を体内のエネルギーを使用して、発汗させて追い出す薬です。ですから「引き始め」の体力が残っている時期に使う漢方薬です。
冬になり、インフルエンザの流行する時期になると「インフルエンザ=麻黄湯」、さらには「インフルエンザの予防=麻黄湯」のようなお問い合わせをいただきますが、漢方に風邪だから、インフルエンザだからはありません。あくまでも漢方は「症状ありき」で「病名ありき」ではないのです。
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