緊急!愛護法改正に、畜産動物・動物実験を含めて!党や地元の議員にハガキを出そう~ | めー子のブログ

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アニマルライツセンターより
緊急!愛護法改正に畜産動物・動物実験を含めて!党や地元の議員にハガキを出そう~

http://www.arcj.org/information/00/id=1442

 

2018年12月11日、超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」の動物愛護法の改正骨子が同議連の総会で承認されました。

多くの改正項目が盛り込まれた骨子ですが、残念ながら、私たちが特に強く求めていた「産業動物(畜産動物)についての条項を設け、『飼養及び保管に関する基準』を遵守義務とする」「動物実験関係など適用除外になっている業者を第一種動物取扱業の対象にして、登録を義務付ける」が外されてしまっています。

骨子は議連の議員の方たちが、所属する党に持ち帰り、今後、各党での検討がなされます。その後、与野党協議を経て、ゴールデンウィーク前の成立を目指すとのことです。

ぜひ、各党や皆さんの地元選出の国会議員の方々に上記の2点の改正を盛り込んでくれるよう要望ハガキを出してください。

下記の記入例を参考にハガキに要望を書いてください。記入例から選んでハガキに書いていただいてもいいですし、[理由]に書いてあることを加えていただいてもいいです。

畜産動物について要望しよう!

【要望内容】

①畜産の現場で起きている動物虐待がなくなるように動物愛護法を改正してください。
②畜産動物の福祉についての条項を動物愛護法に作ってください。
③と畜場での動物虐待も取り締まれるように動物愛護法を改正してください。
④畜産やと畜に関連する行政が、動物虐待に対して指導できるように動物愛護法を改正してください。
【理由】
  • 産業動物も動物愛護法の適用範囲内であるにもかかわらず、条文に産業動物に関する条項が一切ありません。そのため、産業動物が動物愛護法の適応外であるという誤認が生まれ、産業動物への暴力的な扱いが日常的になってしまっています。条文をつくってください。
  • 「産業動物の飼養及び保管に関する基準」を遵守義務とし、その策定根拠を法文に明記することは不可欠です。
  • 10億頭を取り扱う産業で、日々、動物が暴力的に扱われています。最低限、この部分をなくす法改正が必要です。
  • 畜産物を輸出したいために日本政府が依頼して行われたOIE(国際獣疫事務局)のPVS(獣医サービス能力)評価でも、動物福祉に関する法律にと畜と輸送といった畜産動物に関係する項目を含めるようにという勧告がなされています。
  • 国際NGOによる世界の畜産動物福祉の評価では、日本の評価が中国、韓国といった周辺諸国より低いものになっています。産業動物が動物取扱業から外されていて、具体的に産業動物を守る仕組みがないからです。産業保護の観点からも産業動物を動物取扱業に含める必要があります。
  • 中国や韓国には罰則を伴った動物福祉に関連する規制があります。次の5年後の改正では、また後れを取ってしまいます。
  • いま、畜産場に毎年2回、家畜保健衛生所の公務員が立入検査をしていますが、虐待的扱いを見かけても一切指導してくれません。と畜場にも食肉衛生検査所の公務員が立ち入りを日々していますが同様です。動物愛護の部署ときちんと連携し、アニマルウェルフェアについて指導をする必要があります。これはOIEからも勧告されています。

実験動物について要望しよう!

【要望内容】

①動物愛護法を改正して、実験動物を販売する業者にも登録を義務付けてください。
②動物愛護法を改正してください。実験動物を扱う者すべてを把握できるようにしてください。
【理由】
  • ペットショップは「第一種動物取扱業」として登録が義務付けられています。犬やウサギなどの動物を売っているのは同じなのに、動物実験施設に義務がないのは不公平です。
  • 劣悪なブリーダーやペットショップが一定数いるように、実験動物を繁殖・販売する業者にも悪質なところがないとは限りません。特にブタやヤギは、体の状態が悪い動物が入荷したり飼われたりしていることがわかっています。登録して自治体が実態を把握しておくことは必要です。
  • 動物実験では、人間が意図的に動物を苦しめたり傷つけたりします。登録もしていない施設で、自由に動物実験ができるというのはおかしいです。
  • 兵庫県には動物実験施設の届出制がありますが、問題は起きていません。飼っている動物の数や種類、扱い方について問い合わせても企業は答えません。説明責任を果たそうとしない業界には不信感があり、最低限のことを行政が把握するべきだと思います。
  • 実験に使っている動物には、遺伝子組換えされたり、病原菌やウィルスに感染させられたものも多いです。災害時のことを考えても、そういった動物がどこでどれくらい飼育されているか、国や自治体が把握しておくのは当然と思います。

ハガキの送り先

【政党本部】

自由民主党:〒100-8910東京都千代田区永田町1-11-23
立憲民主党:〒102-0093東京都千代田区平河町2-12-4 ふじビル3F
国民民主党:〒100-0014東京都千代田区永田町1-11-1
公明党:〒160-0012東京都新宿区南元町17
日本共産党:〒151-8586東京都渋谷区千駄ヶ谷4‐26‐7
日本維新の会:〒542-0082大阪市中央区島之内1-17-16三栄長堀ビル
自由党:〒102-0083東京都千代田区麹町4-5-6 麹町森永ビル4F
希望の党:〒100-0014東京都千代田区永田町1-11-4 永田町パレスサイドビル2階
社会民主党:〒104-0043東京都中央区湊3―18―17 マルキ榎本ビル5階

【あなたの地元の議員】

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衆議院 https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/ から、
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