動物園って自ら、飼育している動物を殺すとこなんですね。「千葉の動物園、飼育のサル57頭を駆除」 | めー子のブログ

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🐒ニホンザルじゃなかった理由で、動物園が猿を駆除、殺す!って 動物園って、自ら動物を殺すとこだったんだね。 やっぱりいらない動物園、動物園って何?どういうとこなの?

 

 

千葉の動物園が飼育していた57頭のサルを駆除… その理由がなんだかすっきりしない

2017.02.21 21:00

https://surprise-magazine.com/17787

 

2017年2月20日、千葉県富津市は、同市内にある動物園で飼育していた164頭のニホンザルのうち、約1/3にあたる57頭を駆除したと発表しました。

 

純粋なニホンザルではなかったために

57頭のサルを駆除したのは、千葉県富津市にある「愛宕山(あたごやま)自然動物園」です。この動物園は国の許可を得て、ニホンザルの一群を檻の中で飼育しています。このほど駆除されたのは、164頭のうち、57頭。約3分の1にあたります。

出典:youtu.be

 

なぜ57頭ものサルが駆除される必要があったのでしょうか。
 
実は駆除された57頭のサルは、特定外来生物のアカゲザルとの交雑種だということが判明したのです。アカゲザルやその交雑種は生態系に悪影響があるとして外来生物法の規制対象になっており、この園で飼育することは認められていないのです。つまり純粋なニホンザルではなかったという理由で駆除された、ということになります。
 
この動物園のニホンザルとアカゲザルが交雑してしまったのは、同園の檻が老朽化していたことから、ニホンザルが檻の外に出てしまったとのこと。

出典:twitter.com

 

管理体制の甘さが招いたとも言える今回のこの事案。2月15日には駆除された57頭の慰霊祭が執り行われたそうですが、なんともすっきりしないお話です。

高宕山自然動物園 (130頭のニホンザルたちがお出迎え) 千葉県富津市 https://youtu.be/86pvCdhm9_o

 

 

飼育のサル57頭を駆除 千葉の動物園、交雑種と判明で

2017年2月20日21時46分

http://www.asahi.com/articles/ASK2N4TC7K2NUDCB012.html

 千葉県富津市は20日、ニホンザルを飼育している高宕山(たかごやま)自然動物園(同市豊岡)で、164頭のうち、約3分の1の57頭が特定外来生物のアカゲザルとの交雑種であることが分かり、駆除したと発表した。同県の房総半島では、ニホンザルの生息域で野生化したアカゲザルとの交雑が進んでおり、市が昨秋から同園の全頭についてDNAの調査をしていた。

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 同園はサルの動物園で、県から許可を得て、ニホンザルの一群を、檻(おり)の中で飼育している。アカゲザルやその交雑種は生態系に悪影響があるとして外来生物法の規制対象になっており、同園で飼うことは認められていない。

 ただ、サルが檻のすき間などから外に出てしまうことがあり、園外でのアカゲザルとの交雑が懸念されていた。市は、京都大学霊長類研究所などに委託して調査し、その結果、57頭が交雑種と判明し、駆除したうえで15日に慰霊祭を開いて弔ったという。

 ログイン前の続きアカゲザルは房総半島南部で、1995年度に群れが確認され、県は2005年から全頭駆除に乗り出した。この間、交雑が進み、高宕山自然動物園のニホンザルの群れにも交じるようになったとみられる。

 同園は今後、サルが園外に出ることがないよう、管理態勢を厳格化する考えだ。

     ○

 環境省によると、外来生物法が13年に改正され、輸入や飼育が原則禁止される「特定外来生物」に交雑種が指定できるようになった。翌14年6月にニホンザルと外来種であるタイワンザル、アカゲザルとの交雑種が指定された。

 同省の告示で、特定外来生物の防除方法の一つとして、できる限り苦痛を与えない方法で殺処分することとしている。

 日本固有のニホンザルの生態系に悪影響を及ぼすとして、タイワンザルやアカゲザルの捕獲・駆除は、これまでも、静岡県、和歌山県、千葉県などですすめられてきた。

 外来生物対策室の担当者は「特定外来生物は、絶対に外へ逃げられないような施設での管理が難しいならば、飼育しているだけで法律違反になってしまう。(今回の殺処分は)やむを得ない」としている。(堤恭太、服部誠一)