スペイン「闘牛は動物虐待」禁止を求め大規模デモ
NHKニュース 9月11日 13時25分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160911/k10010681011000.html
スペインの首都マドリードで、10日、闘牛は動物虐待にあたるとして、禁止するよう求める数千人規模のデモが行われました。
マドリードの中心部で行われたデモには、動物愛護団体のメンバーなど数千人が参加しました。通りを埋め尽くした参加者たちは「闘牛は文化ではなく、殺しだ」などと書かれたプラカードを掲げて行進し、闘牛の禁止を訴えました。
闘牛は、スペインの伝統的な文化で、貴重な観光資源ともなっていることから、保護する動きがある一方、闘牛士が観客の前でオス牛をやりで刺すのは「動物虐待にあたる」として禁止を訴える動きも活発になっています。地元メディアによりますと、反対の動きはこのところ強まっていて、5年前にはスペイン第2の都市バルセロナがある北東部のカタルーニャ州で闘牛が禁止されたほか、マドリードでは闘牛士を育成する学校への補助金が廃止されたということです。また、動物愛護団体がことし1月に行った調査でも58%の人たちが闘牛に反対の立場を示したということですが、全面的に禁止されれば、経済的な損失が大きいとの懸念もあり、闘牛をめぐる賛否の議論は今後も続きそうです。
なぜ、闘牛で牛が荒れ暴れるのか?
目隠しに濡れた新聞紙の耳栓。ワセリン塗布された眼は霞み鼻の詰め物で息は苦しい。性器に刺さった針で苦痛は倍増。身動き取れぬ囲いの中の二日間。この後、地獄の集団暴行で嬲り殺しにされる哀れな犠牲者。これが荒くれ牛に変身させる闘牛前の虐待。 pic.twitter.com/F5NKuhrsLl
— nemesism (@kahawiabuster) 2016年8月31日
本来穏やかな雄牛が広場に出され狂ったように突進するのには試合前の二日間に仕上げとして行われる虐待がその理由。身動き取れぬ囲いで全身に苦痛とストレスを受け続けた雄牛が放たれ錯乱し走り回る。それを多勢に無勢で嬲り殺しにするのが闘牛だ。https://t.co/Ba4r1SwP36
— nemesism (@kahawiabuster) 2016年8月31日
署名
モ~こんな野蛮なことはやめて!
闘牛を反対する署名がたくさん立ち上がっています!
『随時更新♪【署名no.135~146追記】闘牛、必要のない犠牲!闘牛は、牡牛の死を見せる見世物。』
http://amba.to/1chpGfC