さて、昨日の夜に無事沖縄につきました!!
沖縄の親父さん(先生でもなく、お父さんでもなく、『親父』と呼べ!!と昨日指導されました・笑)が空港までお迎え来てくれて、娘二人は『帰ってきた~!!』『なつかし~』を連発照れ
そうだよね。
8年間、下の子においては、生まれ育った地、沖縄。
ホームです。
完全に。
 
有難いことに、こうやって帰ってきて喜んでくれる人がいる。
読谷村を中心とした沖縄での全ては私たちにとって人生の宝物。
これからの人生の糧になるなぁって。
 
 
そんな中、昨日沖縄の親父さんがFBでシェアしていた6年前の私の記事。
 
区長会の旅行で群馬・伊香保に行った親父さんが買って来てくれたお土産。
 
蚕ましゅまろ!!!驚き
 
 
この裏話を聞く所となった昨晩。
いゃ、もしかしたら、当時も聞いていたかもしれないけれど、
記憶になかったので、初めての話として私に入ってきた裏話。
 
 
この蚕マシュマロは、うちの亡き父が、
「富岡製糸場にいくなら、うちの孫が喜びそうな蚕マシュマロが売っているお土産屋さんがあるから、是非行ってみてください」って言ったんだそう。
 
そう、私の実家は群馬です。
沖縄の親父さんが沖縄からやってくるということで、
うちの父は、最高の日本酒をプレゼントすべく群馬の酒造を梯子して、探し回って、
伊香保まで母と姪っ子と出向いて、お土産として渡したという経緯が。
 
日本酒を探し回った話は嬉しそうに話す父からも聞いていて、
その日本酒が半端ない最高の一品だったことは、そのことに感動した沖縄の親父さんからも何回も聞いていて。
 
父亡き今、沖縄の親父さんから見た、私の父の人間性というか、過去数回会った時の想い出のようなものを聞かされると、
改めて父のにこにことした嬉しそうな笑顔と共に、
私、愛されていたよなぁとしみじみ思うわけです。
 
高校生の時も、演劇部の合宿だったかなぁ。
父と母が、母の手作りのピザをデリバリーしてくれたり。
 
なかなかそういうことをする保護者っていなかったから、
父と母がそうやって私と関わる人たちに感謝の気持ちを込めて挨拶に来てくれること、
本当に誇らしかったし、嬉しかったのを思い出した昨晩。
 
こうしてまた文章を書いている今も思い出して、涙が・・・赤ちゃん泣き

 

 
そんなこんなでね。
 
 
父とは色々軋轢もあったわけですが、
亡くなった今思い出すのは、嬉しそうなニコニコ笑顔が多いんだよね。
 
ロンドンに妹と二人でやってきた時も、
パリにも連れて行ったりして。
 
英語と、片言のフランス語でやり取りする私をニコニコ誇らしげに見ていたのも思い出す。
今思えば、あの時の父は、今の私の歳位なんだよね。
父のお陰で、かけがえのないヨーロッパでの5年間というのを経験出来て。
 
これも愛でしかないよね。
 
ロンドンでファッションビジネスの勉強をしたいとお願いした時に、
「男の俺が好きなことで稼げてないのに、女のお前にそれが出来るはずがない」みたいなことを言われた時は衝撃だったけど、
でも最終的には5年半も行かせてくれた。
 
命の時間だから。
 
 
これは、夫にも言える事。
 
 
彼の命の時間を削って、私たちに沖縄でのかけがえのない時間を与えてくれてた。
そして今も。
 
 
私は、ワンオペ育児にヒーヒーして、察してちゃんで、余裕がないことが多かった。
 
 
けど。
 
 
 
経験した時間は宝物。
 
 
そう思うと、沢山の愛を受けて、こうして今を生きてるんだなぁって思うわけです。
 
 
 
愛を受け取る。
あるを受け取る。
 
 
これをしただけで、また自分を好きになるポイントが加算されるね。