一昨日、指を切ってしまいました。
花粉症用の鼻炎薬をパッケージから取り出そうとしたときに、やっちゃいました。
パッケージの裏のアルミのカバーで、右手人差し指の先を切ってしまったんです。
年に2・3回、紙などで指を切ることはあります。
今回は少々深くまで切ったようで、血が止まるまで時間がかかってしまいました。
なので、血が止まるまでティッシュを押し当てていました。
軽い痛みはあるものの、出血はしなくなりました。
ところが今日、右手人差し指の傷口から、再び出血してしまいました。
傷口がしっかりとふさがっていなかったんです。
なので、今回は絆創膏を貼って、傷口をしっかりとふさぎました。
一昨日指を切ったときに絆創膏を貼ればよかったのですが、
僕は切り傷程度では絆創膏を貼りません。
子どもの頃に父親に言われたことが、今でも残っているからです。
「絆創膏なんて貼らなくても、放っておけば傷なんか治る。
気になるようなら、傷口に接着剤を付けとけ。
そうすれば、くっつくから。」
傷口に接着剤なんかつけたら、染みてそれどころじゃありません。
尤も、傷口に接着剤って、体に悪影響だと思うんですけどね。
ただ、子どもの頃の父親の言葉が今だに残っていて、
切り傷やすり傷ができても、絆創膏を貼ることってあまりありませんでした。
学校で傷を負ってしまったら、保健室で手当をしてもらうので、絆創膏を貼ってもらいます。
ですが、お風呂に入ったりして絆創膏が取れてしまったら、もう絆創膏を貼りません。
あとは自然治癒です。
絆創膏を貼らないことで治りが早くなるのか、自然治癒力が強くなるのかは、わかりません。
ただ、再び同じ傷口から出血してしまうことがありました。
その分だけ治るのは遅くなったと思います。
そして、30年も前に父親から言われたことは、今でも残っています。
悲しいことに、今でも絆創膏は滅多に貼りません。
子どもにとって、親の教えはいつまでも頭に残ってしまいます。
「三つ子の魂百まで」
のように、子どもの頃の性質は一生変わらないもの。
子ども本人が意識して変えようとしない限り、変わらないものです。
そして、親の教えが子どもを苦しめてしまうことだってあるんです。
ですので、あなたはお子さんに無責任なことを教えないようにしてください。
その無責任な教えは、お子さんが生きている間ずっと、
お子さんを苦しめ続けることになるかもしれませんからね。