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恵が運営するグループホーム=名古屋市北区で2024年5月13日午後3時38分、荒木映美撮影

 国は2000年代から知的障害者らが施設や病院を出て、同じように障害を持つ人と共同生活をするグループホーム(GH)や自宅で過ごす「地域移行」を本格化させた。GHの利用者はこの10年で倍増し、高まる需要を受け営利法人が続々と運営に参入。今回、処分された障害者GH運営大手「恵」も事業を急速に拡大していた。一方で、障害者受け入れの実績や経験が乏しくても参入できる仕組みになっており、一部でサービスの質や経営のずさんさが問題となっている。

 厚生労働省によると、06年施行の障害者自立支援法(現障害者総合支援法)で地域移行の数値目標の策定を自治体に義務づけ、GHが受け皿の一つに位置づけられた。GH利用者は12年度末の8万1729人から23年4月には17万2901人に、GH数も14年度末の6637カ所から20年度末には1万164カ所に増加

あい「まぁグループホームって認知症向けの家でご飯も出る家でありそこから通勤もできる場所というイメージしかない。

でもそんな家にいるから恋愛もあったりしてね笑笑知らんけど笑笑

人との関わりはあったりしてね🤭」