和式トイレの洋式化 | DIY大家の築古再生不動産投資

和式トイレの洋式化

和式トイレの洋式化は築古賃貸物件では入居付け必須条件?

になりつつあります。

 

アパートの和式トイレビフォー

 

今までは家賃を下げて募集したり他の設備を良くして対応してました。

 

洋式化で樹脂製の上に乗せるだけの物を試した事があります。

 

やはり変色したり見た目の清潔感に欠けるので役不足です。

 

内覧ではトイレが洋式なら決めるのだけどと言われました。

 

ならば労力をかけずに清潔感と洋式トイレ同等の機能を併せ持つ
TOTO スワレット 和風改造用便器 CS501 を導入して入居してもらいました。

 

届いた製品一覧

 

スワレットの良い点
工期が早い(DIYで2時間)
温水洗浄便座追加可能
陶器製で清潔感がある
移設ができる。

 

 

スワレットの悪い点
和式側の掃除は大変
タンクは古いままなので節水ではない。
洋式側は水が少ししか流れない
最新の洋式トイレは渦を作って節水で綺麗に流れる
新品洋式トイレも2万くらいから有る


悪い点もありますが陶器製で上側にも水が流れるのが良いですね。

 

実売価格も15000円前後、新品ウォシュレットを合わせても3万円以下です。

 

取付時の注意点

スワレット側に水を流す部分の位置調整にパイプカットが必要なので道具が要ります。


これは時間かかりますが100均の金属鋸でも代用可能です。

 

給水部分は元の部材を一部流用します。

 

リクシル(INAX)からも同様の和風アタッチメント RC-504 が販売されてます。


こちらは実売で21000円程度で少し高いですが機能はほぼ同じようです。


今回は和式側がINAXなのでTOTO製のスワレットを付ける時樹脂部分のカット加工が必要になりました。

 

 

床の造作

一般的には古いタイルが人気無いので部屋に使った余りのクッションフロアで貼り替えました。

 

段差調整を含めて下地処理をします。

 

水回りなのでクッションの縁はコーキングします。

 

便座を開くとこんな感じです。

 

完成するとこんな感じです。

ハツリ解体の作業が無いので、電気、下地処理含めても半日あれば作業は終わります。

 

設置後の感想は清潔感が有り十分機能していると判断しました。

 

築古物件は至る所に問題があり、新品トイレを導入しても家賃は上げられません。


完璧では無いですが、新品ウォシュレットが付けられることを考慮すると
コストバランスの良いリフォームです。


今後和式トイレでスピード重視する場合はひとつの選択肢として使えそうです。