木造アパート床の防音対策 | DIY大家の築古再生不動産投資

木造アパート床の防音対策

アパートの2階の部屋に空室が出ました。

 

 

原因を聞くと1階の部屋との騒音トラブルとの報告がありました。

 

戸建では経験無かったですが、木造アパートの2階の畳を

 

フローリングに替えると1階への音漏れが顕著になるみたいです。

 

今回で退去2回目なのでこれを機会に対策を考えることにしました。

 

防音対策前のフローリングの床

 

 

物を落とした時などの衝撃に対する防音効果からするとじゅうたん、畳、コルクマットなどが効果があるのは分かります。

 

しかし、じゅうたんは清潔感に欠け、畳は古臭いのでどちらを選んでも入居付けにはマイナスになります。

 

今回はすでにフローリングが貼られているので、床下の根太を強化してから上に衝撃吸収クッションフロアを貼る事にしました。

 

ネットで調べてみると遮音性クッションフロアには厚さにいくつか種類があります。

 

クッションフロア厚は4.5mm 3.5mm 2.3mm 1.8mm程度の4種類くらいあります。

 

 

4.5mm厚の例

4.5mmの性能表

 

以外と普通のクッションフロアは防音効果が無いのが驚きです。

 

最大厚の4.5mmは実勢価格が高い(1畳4000円程度)ので築古アパートの家賃を考慮すると実用的ではありません。

 

サンプル触りましたが厚すぎて違和感があります。


今回は見た目と実用性のバランスを考慮して屋外使用可能な2.3mm
東リのホワイトウッド木目調CF4520を試用してみました。

 

東リのサイトより


6畳と4.5畳、トイレの床を交換するつもりで、10.5m長 

 

ボンドを含めた費用は25000円以下です。(1畳2000円以下)

 

注文時の画面

 

作業時の様子

 

リフォーム後

 

部屋も明るく綺麗になり、音も少し緩和された感じです。

 

今回は築古アパートにマッチするアンティーク感のあるホワイトウッドを試しました。

 

木目凹凸のリアル感と色合いがとても良いです。

 

より防音効果を重視するならシンコールから同価格帯で3.5mm厚の

住宅消臭+衝撃吸収(ペット対応)木目柄があります。

 

こちらは良くある普通のクッションフロアを厚くした感じです。

 

実売価格は同じく1畳あたり2000円前後

 

1.8mmの通常タイプは1畳1000円以下なので倍の値段しますが、遮音性には効果があります。

 

 

シンコールのページから

 

 

 

次回使う時は3.5mmタイプを試してみたいと思います。